アライVZ-RAMインプレ!ヘルメットの大きさ比較とミラーシールド
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色々ヘルメットを買ってみましたが、特にメーカーにはこだわらず(これと言って好みがまだ見つからない)いくつか買っていく中で、初のアライヘルメットです。
2018年モデルのVZ-RAMです。
先代のSZ-RAMシリーズの後継で、シールドの取り付け部分が若干変わっただけで後はほとんどデザインは変わっていないらしいです。
そこでmysimasimaがジェットヘルメットを被ってみてのインプレをしていきたいと思います。
アライVZ-RAMの良いところ悪いところ
別にSHOEIでもよかったのですが、シールドの取り付け部分のデザインと、何といってもこのジェット機みたいな頭頂部のデザインがカッコいい。
画像引用元:Arai SZ-RAM4
前モデルのSZ-RAM4は上に【ワ】みたいな感じですが、後継のVZ-RAMは【へ】みたいなデザインで見た目がシャープ。
色も迷いましたね。白はありきたりだし、かと言って柄物はちょっとウェアやバイクを選ぶし…
コンパクトで単色のちょっとスポーティーなオープンフェイスタイプ、それがVZ-RAMだったわけです。
超軽いオープンフェイスヘルメット
- NANKAI ゼウス
- Arai VZ-RAM
- SHOEI Z7
- SHOEI X-14
- KABUTO カムイ
ちなみに重さも左が一番軽くて、右が一番重いです。(手持ち)
VZ-RAMは被ってみた感じは、手で持った以上に軽い。むしろゼウス(一番左)の方が重たく感じます。
メーカー曰く、先代よりも重心を下げてバランスを見直して軽く感じるように設計しているらしい。
フルフェイスでの首振りや後方確認の1.5~2倍は速く行えます。
NANKAIのゼウスはフリーサイズ。恐らく60㎝ぐらいだと思われます。
SHOEI X-14は以前にもインプレしましたが、かなり後ろが長い形状になってます。
パッと見すごいですね。
そして、Araiはほんとに球形。若干前後に長かったりするものですが、きれいなR75(半径)を描いてます。
VZ-RAMを被ってみた感想
えええ・・・何か超ダサい…
言ってみればバラエティ番組の危険ロケでよく被ってるものにしか見えない。。
もうやる気なくなって『チーン』みたいな表情になってしまいました(笑)
ウェアが悪いのか、僕の顔のパーツがひどいのか、多分後者だとは思うんですが、このウェアとの組み合わせを積極的に取り入れようとは思えません。
SHOEIのX-14の時は色が合わず、かなり浮いてます。
昔はこのジャケットでジムカーナしていましたが、ヘルメットと合わないのでやめました。
黒いライダースジャケットだと少しはましですね。教習所の先生みたい。
Araiのヘルメットは帽体が小さくてスリムでカッコいいのですが、僕は被り物全般に合わないのでかなりショックです…
内装のサイズを変更できる
【頭周りの内装調整】
ヘルメットサイズ(㎝) | 内装枠サイズ (パッド厚み) | ||
---|---|---|---|
54 | Ⅱ-7㎜ | Ⅱ-10㎜ | |
55~56 | Ⅱ-7㎜ | Ⅱ-10 | |
57~58 | Ⅲ-7㎜ | Ⅲ-10㎜ | |
59~60未満 | Ⅲ-7㎜ | Ⅲ-10㎜ | |
61~62未満 | Ⅳ-7㎜ | ||
フィット感 | ゆるくなる | 標準 | きつくなる |
※パッドは専用品で他サイズには流用できない。
僕が買ったのは55~56㎝のSサイズ。
これがびっくりするぐらいフィットして、ずれない上に窮屈じゃないので快適すぎます。
先代のSZ-RAM4よりもさらに快適性が増したらしいのですが、比べていないので不明。
ただ、ちょっとヘルメットが上に飛び出たように見えるので、後で紹介するヘルメットリムーバーを着けることも考えて、一つ緩めのパッドも同時注文しました。(特注らしい)
ほほのパッド調整
ヘルメットサイズ(㎝) | パッドの厚み | ||
---|---|---|---|
54 | 25㎜ | 30㎜ | |
55~56 57~58 | 20㎜ | 25㎜ | 30㎜ |
56~60未満 | 15㎜ | 20㎜ | 25㎜ |
61~62未満 | 15㎜ | 20㎜ | |
フィット感 | ゆるくなる | 標準 | きつくなる |
ほほのパッド(イヤーカップ)も標準のまま購入。
Araiのヘルメットは他メーカーに比べてほほ部分がタイトに作られていて、脱ぐときに耳が引っ張られて激痛です。
顎紐を左右に思いっきり引っ張って脱ぐといいと言われましたが、それでも失敗すると痛い。
内装は使っていくうちにヘタってちょうどよくなるそうなので、しばらくはこのままで様子見。
※新品時から緩めで調整ししていると、1年後ぐらいにゆるゆるになってしまいますので注意。
ヘルメットリムーバーで脱ぎやすくする
MFJ公認レースでは使用が義務付けられているヘルメットリムーバー。両方から引っ張ると、倒れたライダーのヘルメットを浮かせられるという仕組み。
それはどうでもよくて、ヘルメット脱着時に耳が引っ張られるのを防止する意味合いと、頭皮の汗蒸れを抑える目的で使ってます。これはおすすめ。
タイチとKOMINEを二つ買いましたが、KOMINEは紐が短いのでちょっと使いにくかったです。
たぶんどれでも品質的には変わりないと思われます。
まとめ
大型ディフューザーやシールド取り付け位置の変更など、微妙な違いはありますが、コンパクトな見た目とスポーティーなデザインはとてもカッコいい。
SHOEIのJ-FORTH4(ジェイフォース)も気になっていましたが、シールドがでかいのが気に入らなかったのでAraiにしました。
こういうタイプは顔が見えるとダサく見えてしまうので、ミラーシールドをお勧めします。
僕はセミスモークタイプのミラーシールドなので、そこまでガッツリ反射というわけではないです。
でも光が当たると顔は見えなくなるので、夜間も走る場合はこれがいいとこどりな感じです。
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