初心者大歓迎!ジムカーナ&バイク練習会の楽しさと入門ガイド
公開日:
:
最終更新日:2023/04/15
日記
こんにちわ、紫摩(しま)です。
モトジムカーナっていうバイク競技で近頃話題になっているのが「初心者&若者が増えない」ということです。
Twitterなどでは裾野を広げようと必死に動いている人がいたり、競技のイメージアップに努めようと頑張ってる人もいます。
そもそもこのバイク競技って流行ってるの?どうなの?全くよく知らないという人も多いでしょう。
ジムカーナ競技を広めるため、バイク練習会の意義を伝えるために今回考えます。
バイク練習&競技(ジムカーナ)で初心者が増えない理由
バイクの練習会と一言で言ってもオフロードから安全競技など幅が広すぎるので、今回はモトジムカーナに絞って書いていきます。
こういった練習は広場にパイロンを立ててスタートからゴールまでスラロームしていく練習で、ジムカーナ競技になってくると更に行ったり来たり、いかに早くゴールできるかというタイム競っていきます。
実はルールは単純明快で…
- 赤パイロンは右回り
- 青パイロンは左回り
- コースを間違えたらタイムは残らない
ぐらいです。
大会では細々した競技ルールがありますが、割愛します。
そう、ルール的には何も難しくないのですが、一般ライダーは敬遠しがちです。
ではなぜ敬遠してしまうのか、その寄せられた声をいくつか紹介します。
これを競技主催者は自分の事と思って捉える必要があります。
しまトレ初心者バイク練習会
ちなみに自分もバイク初心者向けの練習会を始めましたので応援お願いします。
初心者さんが敬遠してしまう理由の声
- やってみたいけど自分にはまだ早い
- 転倒でバイクを傷つけるのが嫌
- 競技専用バイクがない
- コースが覚えられなさそう
- 自分には場違いな感じがする
- 速さは公道に必要ない
- 単純に余剰資金がない
競技のプロはきっとこう言うでしょう、『全てできないことの言い訳』と。
でもそれが一つの壁でもあります。
逆に、やってない人の目線で話すと『ジムカーナはとにかく敷居が高い』と感じます。
深堀りしていきましょう。
※モトジムカーナはバイク競技の中でもかなり始めやすい部類です。
未経験で技術もない、場違いな感じがする
この意見が圧倒的に多いです。
中には『雑技団かよ』という方も。
未経験で技術がないから練習するわけですし、誰でも最初は初心者です。なので各練習会主催者が「初心者でも大丈夫だよ〜」と優しく言っても若者や女性は割合的に少ないです。
転倒ありきの華がない競技?
ジムカーナと聞くと転倒のイメージがあります。
バイクをこかすのが嫌だから…という話は知り合い間でもよく聞きます。
というかサーキットでも転倒はあるし、オフロードや公道でも転倒はあるのになんでジムカーナだけそういう転倒の悪いイメージ?と思うでしょう。
どうしてでしょうか。
恐らく理由は三つ。
- 動画でノーマルバイクを見かけない
- 転倒を笑いネタにした動画や写真を披露する
- ボロボロ競技バイクしかない
まず、ジムカーナってどんな車両でもとりあえず始められるんです。
ツーリング用のきれいなバイクしか持っていない人でもとりあえず走れるんです。実は。
でもツーリングバイクしか持ってない人は、立ちごけでも大事故ですよね(汗)
競技なんて雲の上過ぎます。
まずはそこなんです。
次に転倒をネタにする風習。
僕が始めたころでもそうですが、転倒した人を笑ったりポーズを取ったり助けに行かずお笑い動画を撮ったりする。
それがSNSやYouTubeで拡散。
転倒集という動画をアップしている人もいます。
競技をしている友達間なら笑えますが、いざ始めようと迷ってる第三者がそれを観たらどう思うでしょう。僕は嫌ですね。
最後にボロボロ競技専用バイクばかりという点。
どのバイクを見てもぼこぼこだったり傷まみれだったり。カウルバキバキの大音量マフラーの競技バイク。
それが「練習用の転倒させてもいいバイクが見つかったら参加しようかな」というイメージになっています。
→見つかりません。
運良く練習用車両が激安で手に入ったら別ですが、続くかもわからない高い趣味にわざわざお金は出しません。
誰も新車でやってるシード選手を見たことがないから、初心者は引いてしまいますよね。(僕は新車通勤バイクでやってましたけどね)
まず僕ら経験者や主催者は、ノーマルバイクでもできるんだよということを周知していかなければいけないなと反省しました。
トランポのガチ勢しかいない
『トランポ』とは、トランスポーターのことで、車の中にバイクを詰んで持ち運ぶことを言います。
荷物を増やせるほかに、移動が楽だったり、公道走行不可のバイクも移動させられるメリットがあります。
競技会場はハイエースにバイクを詰んで参加している人ばかり。
そういう人はライディングレベルは関係なく、積み込みをしている時点でもうガチ勢の扱いになりますね。
初心者が自走で参加しても場違い感を抱くのは無理ないですよね。
僕の場合は妻を練習に参加させたり、動画配信用に撮影する機材を持っていく意味もあって、自走は無理なのでトランポ必須なのですがね。
でもそういう人ばっかりのところになかなか行きづらいですよね。
内輪感がスゴイと感じる
これは場所によって一概には言えないので参考までに。
ジムカーナと一言で言っても参加する人のレベルの差っていうのがかなり幅広いです。
超絶うまい人もいますし、少ないですが僕みたいなツアラーバイクで参加して楽しむ人も。車種(多種)多様です。
ただ、僕も最初に思ったことが、『常連は常連同士で固まり、一人では入って行きにくい』と感じてました。
あと寄せられた意見で「何していいかわからない」「速い人が優先されている(気がする)」などなど。
ジムカーナって面白いの?
結局のところジムカーナって何が面白いの?っていうところ。
めっちゃ面白いです。
速い(早い)タイムはうまくなってからでOK
早いタイムが出なきゃ意味がないとか公道で速い走りは必要ないと思う人も多いでしょう。
それは関係はいというか、むしろ公道ではできないアクセル開度とかブレーキングを体験できるので、普段の運転に余裕が生まれます。
僕なんて遅いVFR800Fに乗って練習してましたし、タイムの出ないバイクのほうが多いし普通です。
愛車の動きを知れる
さらに自分の愛車がどんな加速するんだろうとか、曲がり方はどうだろうっていうものが安全な速度域で楽しめます。
サーキットや峠のように曲がりきれず壁に突っ込むという状況がないです。とても安全です。
ミニバイクだとどういう動きをするのかな?隼などのビッグツアラーバイクだとどうかな?など。
また上手い人に自分のバイクを試乗してもらうと「私のバイクじゃないみたい」というくらい、かっこいい姿を見られて愛車への愛着が更に強くなります。
カスタムで動きが変わるのが面白い
バイクのカスタム一つで操作感や動きに影響するってご存知ですか?
なんならレバーの形状一つで変わります。
サスペンション変更で感動するし、マフラーを変えてもいいかも。
タイヤ銘柄でも変わりますね。
そういう変化を楽しむのもバイク練習会の醍醐味かなと思います。公道ではわからないことも多い。
転倒もほぼしない
これも意外なんですが、転倒なんてほとんどしません。
あなたは公道で立ちごけや転倒しますか?「Uターンを頑張ったり峠を速く走ろうと思ったとき…」
そう、ジムカーナやパイロン練習会で攻められる人だけ転倒してるんです。
バイクって転倒しようと思っても意外と転倒しません。
速い人の動画を見すぎです(笑)
お金がなくてもできる?
さすがにお金は必要です。
でもサーキットに行くみたいにつなぎも必要なし、ライセンスも必要なし、特別な車両制限もなし。
今あるあなたのそのバイクとそのライディングウェアでできるんです!敷居はめっちゃ低い。
まとめ
いかがでしたか?バイク練習会、ジムカーナ競技問わずやっぱり参加するメリットってすごくあると思います。
最後に言った愛車を知れるというのと、公道でできない加速やブレーキを体験できるメリット。
ライダー自身のスキルアップには、かなりいいトレーニングになると思います。
正直参加車両はなんでもいいです。タイム出るか出ないかなんて二の次です(笑)
リンク
関連記事
-
【トライジムカーナ】大会初参加レポート!坂出HST四国での第2戦!CBR125Rでの順位は微妙・・
こんにちわ、紫摩(しま)です。 今回ジムカーナ記事は“大会初参加レポート”という事で日記的に見
-
CBR125Rプラグコードから火花?その原因と症状、プラグキャップの交換方法
こんにちわ、紫摩です。 わが愛車のCBR125Rのプラグコードを交換したブログになります。
-
どっちが悪いの?車とバイクの交通マナーに対する感覚の違いとは
今日のブログは交通マナーについてです。 自分は交通社会の仲間入りさせていただいてまだ8年たらず
-
ZX-25RとNinja(ニンジャ)250、スペックの違い(デザイン、馬力、価格、車重)乗りやすくて速いのはどっち?
画像引用元:kawasakiモーターサイクル こんにちわ、紫摩です。 今回バイク界隈
-
立ちごけ傷あり、ZX-25Rを下取り査定に出した結果がすごかった!
こんにちは、しまです。 前回もお話ししましたが、1年乗ったZX-25Rを売りに出しました。
-
バイク界隈の“おっさんライダー”がうざい問題: ネットリテラシーとマウント合戦の現状
こんにちわ、しまです。 自分もオッサンと呼ばれる年齢になってきました。 ちょくちょく
-
【カメラ売却】ボロボロな一眼が高く売れたぞ!おすすめのカメラ買い取り業者は?
こんにちわ、紫摩です。 今回はバイクネタじゃなくてカメラネタです。 実は2013年に
-
手軽にできる筋トレマシーン購入!ハンドグリップ30kgで握力を鍛える挑戦
ハンドグリップスケルトン ダイレックスで180円ほどで見つけてきました。 いや、ダイ
-
真夏のジムカーナ練習で必要な猛暑対策と準備物!くそ暑くてもテントで休めば意外と平気
こんにちわ、紫摩(しま)です。 今日は岡山のシティライトボールパークにてジムカーナ練習会に
-
【紛争処理センターの勧め】事故での慰謝料に納得がいかない、示談金でハンコを押す前に弁護士に無料で相談できる!
こんにちわ、紫摩です。 以前から書いている追突事故に遭った経緯のブログなのですが、一年かかった