曲面へのカッティングシート貼り付け方法とシワの伸ばし方【水貼り】バイクのカウルやヘルメット
以前取り付けたグロムのアンダーカウルなのですが、カーボン柄はカッコいいけどそれだけだとぼてっとした感じで見映えしない。
という事で、黒のカッティングシートを貼って引き締まった感じにブラックアウトできないかな?と思って手軽にDIYしてみました。
しかし曲面という事でかなり難しいです。
水貼りはヘルメットへのステッカーの貼り付けにも応用できますので参考にしてみてください。
カッティングシート貼り付け手順
【準備物】
- 耐候性カッティングシート
- ハサミorカッター
- マスキングテープ
- 水貼り用洗剤
- ドライヤー
特にこれと言ってものすごい機材が必要とかいうわけではなく、家庭にあるもので大丈夫です。
いろいろやり方はありますので、今回は僕のやり方を載せておきます。
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僕は【mysimasimaしまブロ】のロゴステッカーを作るためにこれを買って余っていたので採用。
耐久性と耐候性はすごいのですが、結構薄いので好みが分かれそう。
マスキングテープで型を取って切り出す
今回はグロムのアンダーカウルに黒色のカッティングシートを貼りたいと思います。
なので、貼る部分の型を取ります。
僕が愛用しているのはマスキングテープです。
テープを重ねて貼り、油性マジックでラインを書きます。
以前のタンクニーグリップパッドを作った時もこの方法でやりました。
これを一旦剥がして、本番のカッティングシートに貼り付けてハサミで切るだけ。超簡単。
関連ページ:グロムのニーグリップパッド自作|Mysimasima
水貼りにオススメの洗剤は?
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こういう洗剤を使います。
というのもウインドーフィルムとかカッティングシートを貼る際に絶対必要になってくるのが水貼りです。
色々機材持ってる人は別にこういうものでなくていいので、100均のスプレーボトルに食器用洗剤(中性)を3、4滴入れるぐらいの濃度で水を作ります。
基本的に洗剤が濃いと乾燥しにくかったり粘着が全然出なかったりとよくないので、水にちょっと泡が見える程度にします。(濃度はお任せ)
本体にも吹きますが、ステッカー側にも一旦剥がして洗剤を溶かした水をを吹きかけます。
これで手で触っても粘着力が悪くならないメリットもあります。
ちなみに転写シートは水貼りできないので注意。一発勝負でかなり難しい。
シワ(タケノコ)の取り方、潰し方
カッティングシートは中央を基準に、放射状にしわ(タケノコ)を配置する感じです。
普通に考えれば平面のステッカーが密着しないのは当然ですよね。
ここでカッティングシートに熱を入れて縮ませて貼っていく必要があります。
欲張って出来るだけ貼ってやろうと思うと大きくしわができて潰しにくくなりますので、しわ(タケノコ)は均等に配置します。
ここでプロならヒートガンを使いますが、家庭でもヒートガンがあります。ドライヤーです(笑)
これでシートを温めながら指でしわを伸ばしていきます。
- ドライヤーをしわの先端に当てる
- 近づけてすぐ離す
- 指で押さえる
これの繰り返し。
コツは、シワの中央(山の部分)を外側に向かって押していくという感じです。
いきなりやらず、溶けない程度に温めて少しずつ潰していきます。
指なら熱いけど微妙な加減が可能です。
※めんどくさいからと一気にやると山が縮まらずに折れてしまいます。
気泡が入った場合は針でつつく
徐々にやっていくとシワも小さくなっていき、次第に曲面へ密着します。
ただ、小さい気泡(正確には水が溜まっている)ができる場合が結構あります。
それは方してもあまり小さくならないので、気泡は裁縫の針でつついて水を抜いてやります。
つついた穴は密着すると、見ても分からないくらいなので安心してください。
カッティングシート、曲面に貼り付け完成
このまま作業を進めて行くと次第にピッタリ貼れます。
小さい部分だったら簡単ですが、曲面がきつくても一応大丈夫そうです。でも結構難しい。
【Before貼り付け前】
【After貼り付け後】
貼ってから言うのもなんだけど、どっちもどっちやな・・・
ぼてっとしたものからシュッとした外観になりました。
関連ページ:TYGAアンダーカウル取り付け|Mysimasima
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