ZX-25RとNinja(ニンジャ)250、スペックの違い(デザイン、馬力、価格、車重)乗りやすくて速いのはどっち?
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最終更新日:2021/02/16
バイク, 日記, 比較・検証系(雑学系)
画像引用元:kawasakiモーターサイクル
こんにちわ、紫摩です。
今回バイク界隈をにぎわせているkawasaki ZX-25Rが「250ccクラスの4気筒の復活」なんて記事がありました。
2020年秋ごろ発売との噂でめちゃくちゃ気になりますよね。
そこで簡単にですが比較としてNinja(ニンジャ)250とどこがどう違うのか、比べてみました。
Ninja250とZX-25Rの違い
画像引用元:kawasakiモーターサイクル
素人の目から見るとNinja250もZX-25Rも「何が違うの?」っていう外観、デザインですよね。
車で言うkeiスポーツとkeiworksの違いぐらい区別がつかない。
画像引用元:Wikipedia
でも好きな人にとったら全然違う。まぁ話が逸れましたが、、、
デザインの違い
最近のバイクはデザインもシャープで若者にも大人気。
Ninja250とZX-25Rの見た目はほとんど一緒です。
ヘッドライトもほぼ同じ。
リア周りの違いでパッと見で分かるのはマフラーの形状。
一般的なカチ上げタイプとショートタイプの違い。どっちがどうというわけではなさそうですが、マフラーが張り出していないのでパイロンとか障害物に引っ掛けないのでよさそう。
スイングアームの形状もZX-25Rは大きく湾曲しているガルアーム形状になっています。
ホイールは同じ?
エンジンが違うのでフレームもステップも違います。完全に別バイクです。
スペックの違い
Ninja250(2020) | ZX-25R(国内仕様) | |
---|---|---|
全長×全幅×全高 (mm) | 1,990×710×1,125 | 1,980×750×1,110 |
シート高 | 795mm | 785mm |
エンジン | 水冷並列2気筒 4バルブ | 水冷4気筒 4バルブ |
キャスター/トレール | 24.3°/ 90mm | 24.2°/99mm |
ボア×ストローク | 62.0mm×41.2mm | 50.0mm×31.8mm |
圧縮比 | 11.6:1 | 11.5:1 |
最高出力 | 27kW(37PS)/12,500rpm | 33kw(45PS)/15,500rpm (ラムエア加圧時):34kw(46PS)/15,500rpm |
トルク | 23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm | 21Nm/13,000rpm |
タイヤサイズ | 110/70-17 140/70-17 | 110/70R17 150/60R17 |
燃費(WMTC) | 26.2㎞/L | 18.9km/L |
車両重量 | 166kg | 183kg |
大まかに気になる部分を抜粋してみました。
※見えない場合はスマホを横画面にするかPCで見てください。
やっぱりエンジンパワーやトルクと車重は比較してみたいところですよね。
車重
- 166kg(Ninja250)
- 183kg(ZX-25R)
- 161kg(ZXR250R)
- 157kg(旧CBR250RR)
はい、ダントツでZX-25Rが重たい。
そりゃABSやらトラクションコントロールなどの電子制御のアイテムが増えたら必然的に重たくなりますよね。
この250ccクラスでこの車重はかなりハンデになるのではないでしょうか。
昔の4気筒レーサーレプリカはかなり軽いことがうかがえます。
ボア×ストローク比
- 62.0mm×41.2m(Ninja250)
- 50.0mm×31.8mm(ZX-25R)
- 49mm×33.1mm(ZXR250R)
- 48.5mm×33.8mm(旧CBR250RR)
Ninja250も十分ショートストロークですが、更にショートストロークなZX-25R。
低速小旋回ではアクセルを開けるタイミングがちょっと遅れると立ちごけします。
真っすぐでは速いZX-25Rも、街乗りや切り返し、低速ターンなどは明らかにNinja250に軍配が上がりそうです。
ショートストロークなので、かなり高回転型エンジンで上の伸びはよさそう。
2気筒はめちゃくちゃ乗りやすくてバランスがいいです。
トルク
- 23N・m(2.3kgf・m)/10,000rpm
Ninja250 - 21N・m(2.1kgf・m)/13,000rpm
ZX-25R - 23N・m(2.3kgf・m)/11,000rpm
ZXR250R - 25N・m(2.5kg・m)/12,000rpm
旧CBR250RR
馬力は回せばいくらでも出ます。
45馬力とかいわれてますので、最高出力は問題ないでしょう。
肝心なのはトルクの方。
馬力が無くても軽くてトルクのあるバイクの方が速く感じるし、どんなところでも大抵速いです。
ZX-25Rは、他の比較車種よりも高い回転数で最大トルクを発生させるという事で、低速からそこまで長い時間回さないと力が出ないことになります。
画像引用元:kawasakiモーターサイクル
トルクカーブも公開されてましたね。
低速からフラットに…期待したけどやっぱりきつそう。
あかん、10000回転付近までどう考えてもNinja250の方が速い。。。
これはほんとサーキットで8000回転以上をキープして走れる状況で真価を発揮するという事かな?ジムカーナでは鬼のようなギア比を下げて…それエンブレきつくなる。
4気筒は上がどこまでも回るのが魅力的。音もよさそう。
ブンブン回して400ccクラス相当。めっちゃ面白そうだ。。
まとめ
画像引用元:ヤングマシン
今回はただ単にスペックだけ見て独断と偏見での評価をしてみました。
実際乗ればもっと乗りやすかったり全然加速しなかったりと言うのは出てくると思います。
気になるZX-25Rの情報はもう腐るほど出ているので調べてみてください。
価格ば82万〜85万でNinja250(2020)の65万よりだいぶ高い。
ですが、250cc4気筒の車両としては妥当、もしくは安い部類ではないでしょうか。
関連ページ:実際乗って分かったZX-25Rのダメなところ|Mysimasima
ZX-25Rは買いなのかどうか
車重も重い、トルクもない、ABSや電子制御で手軽に整備できない、日常的にはNinja250の方が圧倒的に速いし使いやすい。
レーサーレプリカを乗っていた世代の人からは下位互換な感じが否めず、批判が出るでしょう。
ただ新車で4気筒250ccバイクが買えるのはでかい。
大型二輪免許もいらない、ツーリングやサーキットで楽しむ。
所有感を楽しむという方向性もありますよね。いいじゃない。
時代の進歩でポジションやバランス、装備的には相当乗りやすくはなってるんだと思います。
画像引用元:kawasakiモーターサイクル
画像引用元:kawasakiモーターサイクル
上のZX-6Rと比べると、、、やっぱりカッコいいけどなんか線が細い。馬力は80馬力も低くて、トルクは半分以下。
でも198kgから10キロ軽いし価格も50万も安い。大型二輪免許も車検費用もいらない。
これをどう考えるか、欲しい人は早めの予約を!
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