BT39SSのフロントタイヤインプレ!TT900GPとのハンドリングの違い。CBR125Rで使ってみた

こんにちわ、紫摩(しま)です。
CBR125Rのフロントタイヤ、以前はダンロップのTT900GPを履いていたのですが、スリップサインが近いということもあってちょっと早いですがタイヤ交換をしました。
今回はブリヂストンBT39SSのインプレをしていきます。
BT39SSとTT900GPの違い
CBRに限らずバイクのフロントタイヤはハンドリングに影響します。
倒し込みやすさや旋回性能など。
グリップ感もそうですがいろいろと比べる部分は多いのです。
両者かなりタイヤのキャラクターの方向性が違うので面白い結果になりました。
バイクの倒し込みが全然違う

一番に感じたのは一次旋回での切れ込み感です。
TT900GPはタイヤ形状が尖っているので倒し込みが速く、スリップダウンにも似た感覚です。慣れないと結構怖い。
フルバンクが簡単に出来てそのまま流れるので、速度を落とさず走る人向き。
でも接地感が弱いので、少々不安でもあります。
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一方BT39SSは一般的なラウンド形状なので倒れ込みはTT900GPに比べればマイルドですが、セルフステアでの倒れ込みが分かりやすいのがポイント。
回転などのフルロックターンでよくわかります。
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グリップ力はほぼ互角
TT900GPもBT39SSも絶対的グリップではほぼ互角ですが、若干TT900GPの方がドライグリップは強い感じ。
コーナーによっても違うのですがどちらもハイグリップらしく安心感はあります。
フルバンク時の中速コーナーではTT900GPの方が安定していますが、フルロックターンや回転などの舵角を付けた曲がり方ではBT39SSの方が粘ってくれて旋回も速いです。
でも足回りのセッティングが悪いとグリップ力を引き出せないし、空気圧でもかなり変わりますのであくまでも感覚での話です。
タイヤの端、かなり違う形状
一番の違いといえばタイヤ形状が違うこと。

TT900GPはバンクさせた状態で接地面が増える形状。そのため端まで使えます。逆アールというのでしょうか、羽根みたいになってます。
全体に均一に使えず、端ばかり減っていきます。
BT39SSは普通の曲率で端はなかなか使えません。
そのかわりハンドリングはかなりスムーズで倒し込みの感じがつかみ易くてフルロックでのターンで転がる感じがよくわかります。
グリップ力の低下度合い

これはどれだけ使ったらグリップ力が下がるのかということですが、TT900GPはスリップサインがくる前にグリップ低下が見られました。
ツルツルになる前に回転などではフロントからズズッといくことが多くなって、約2000kmくらいの使用でグリップ力がノーマルタイヤ並みに落ちました。
※BT39SSは調査中。
こちらもタイヤの摩耗度合いが早い気がします。
走らせ方と使用頻度でもっとロングライフにも使えますが、サーキットやジムカーナで使うと速攻で目が無くなります。
まとめ
こういうタイヤを選ぶということはスポーツ走行を目的としているという事でしょうから、ハンドリングは軽快に越したことはありません。
バイアス最強グリップタイヤ、フルバンクがやりやすいTT900GPとほぼ互角のグリップ力のBT39SS。
サーキット使用ではBT39SSの方が人気が高い気がします。(安いから?)
僕的にはBT39SSの方が倒れ込みが分かりやすいので好きかなぁ…
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