【CBR125Rインプレ】フロント周りのデザインの評価とカウル(外装)ディティールを写真で解説。
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最終更新日:2015/04/06
CBR125R(画像・整備・カスタム), カメラ、写真をメインの記事 , バイク
こんにちわしまです。
CBR125Rを購入してはや一年がたとうとしています。
国産125ccでいえば快速スクーターばかり。
そんな中でスーパースポーツを思わせるようなデザインが超カッコいい。
CBR1000RRもガチでかっこいいけどそれをミニチュアにした感じのマシン、CBR125R。
一昔前はNSR50やNS-1などレーサーレプリカの小型版が流行っていましたが現代では皆無です。
各所ディテールをはじめ、街乗りや軽く走ってみたマシンパワーのインプレッションなど数回にわたり紹介していこうと思います。
フロントマスク ヘッドライト、アッパーカウル周り
バイクの顔ともいえるヘッドライト周り。フロントマスクは単眼ヘッドライトと独立したポジションランプという造り。
歴代CBRはどれも二灯式のデュアル(双眼)ヘッドライトを採用していました。
このCBR125Rはロボットというかガンダムというかそういうのにも似ています。
バルブはH4が一灯。Hi/Loを兼用しているので省スペースと明るさを両立。
ポジションランプ
ポジションランプ部分がブラックアウトしていて繊細なデザイン。
こういうデザインはガキっぽいorカッコいいというように正直好みが分かれる部分ではあります。
ライトカバーはプラスチック製でラインが入っていないクリアータイプ。
独立式のアッパーカウル
スーパースポーツやレーサーレプリカの特徴といえば″空気抵抗を少なくする効果もあるカウリング”ですね!
アッパーとミドルが一体となったタイプが多いのですが、CBR125R/250Rの外装はアッパーカウル、ミドルカウル、アンダーカウルがそれぞれ独立したデザイン。
それによってつなぎ目が多く、シャープにみえるので僕は惚れてしまいました。
実感できませんが走行風もうまく整流してくれそうな感じですね。
可倒式ミラー
CBR125Rは先代モデル(2009年)はハンドルについていたのですがこのモデルはアッパーカウルに付いています。
前傾姿勢になった時にハンドルについているタイプより目線の移動が少なくてよいのでスーパースポーツ向き。
視認性は普通程度で特に悪いという感じはないですが、普通のスクーターみたいな形。
細いミラーステーと取り付け部分
細いミラーステーのおかげで視界が邪魔になることはないので実用性だけでいえば『良』。
取り付け部分は可倒式で転倒したときに折れないようになっています。強度もそこそこでぐらぐらすることもないのですが、単気筒の振動でぶるぶる震える感じがします。
ステーがもう少しスポーティならいう事なかったのですが…まぁこれはこれでバランスが良いのでOKでしょう!
ミラーの視認性
視認性は良好。角の取れた長方形をしているので実用指向。
スポーツタイプのミラーは5角形のシャープなデザインが多いのでCBR125Rはちょっと情けない感じがします。
ステーと本体の2weyでミラーの角度を変えられるので「腕が映ってしまって後方が見えない」という事も少ないと思われます。
ウインドウスクリーン
このウインドウスクリーンはフチがないので視界が広く走行動画を撮っても邪魔になることがありません。
防風性能はあまり期待できません。伏せて対策もできなくはないですが、ここから前を覗くシーンというのはほとんどないように思います。
タンクに顎を当てるイメージで伏せないとこのスクリーンの陰に隠れることはできないので少ししんどい。
ツアラーのような防風という目的ではないのでしょう。
曲面が強い整流効果のあるスクリーン
整流を考えたデザインなのでしょうか?ウインドスクリーン自体の曲面が強くサイズは小振り。
このスクリーンのおかげで雨が降っても走っていればメーター周りにかかることは少ないです。
ガチスポーツバイクと比べれば大きめになるのかな?実用性とスポーツ性を両立しています。
参考までにこちらはホンダCBR250R(2014年)のウインドスクリーン。
125Rよりも更に小振りでサイドにはフチがついています。なんかCBR250Rの方がスポーティですな。
デザイン的にはワイド感のあるフロントマスクの125Rの方が好みです。
サイドカウル 側面のデザイン
側面のトリコロールカラーがカッコいい!
CBR125R(2013年)はこのトリコロールカラーとブラックの二種類しかないのでそもそも選びようがないのですが、僕はこのシャープなデザインが好きなので大いにアリです。
サイドカウルは一枚物の大きなステッカーです。
タンクはステッカーの上からクリア塗装をしています。
参考のCBR250Rはアンダーカウルが大きい上に塗装までしてくれているこだわりよう。
125Rは逆に無塗装部分が多くコストダウンに成功しています。
ミドルカウルだけ単品で外せる
ミドルカウルは単体で外せるので交換は容易に行えそうです。
フルカウルバイクの外装は『消耗部品』といわれるように、補修してどうこうする話ではないのでしょう。
ステッカーをはがして補修して塗装してステッカーを貼って…金額も相当跳ね上がりそうです。
ミドルカウルに取り付けられているウインカー
ウインカーはクリアレンズの中にオレンジ色のバルブの普通の電球タイプ。
このオレンジ色が嫌いな人はLEDにしたりシルバーコーティングをしている電球に換えたりするみたいです。
横にぴょんと飛び出たデザインは対向車からの視認性はいいですがスマートじゃない。
運よくシャープなデザインのおかげで、不恰好になることは避けられています。
アンダーカウル
アンダーカウルも独立したパーツになっています。
この部分は未塗装で艶消しの素地です。全体が白ばっかりだとちょっとしまりがないので艶消しパーツを使っているのは高評価。
こればっかりは好みの問題なのでどれがいいというのはありませんが、すごくバランスのいい色割合だと思います。
艶消し部分はデリケート
未塗装部分のデメリットは補修ができないというところ。
下周りは泥はね飛び石などで小傷が増えるので磨くこともできない上に泥ピッチ/タールが凹凸部分に入り込んで汚れが取れにくいデメリットがあります。
定期的に手入れをしていないとすぐ白ボケちゃうので塗装部分とはまた違ってデリケートではあります。
必要で十分なサイズのタンク
全容量13Lのタンク。燃費が40km/Lだとすると500km以上走行できる単純計算になります。
カラカラまで使わなくても400kmくらいは余裕で走れるので非常に経済的かつ安心感があります。
現にソロツーで400km無給油を達成していますのでその燃費の良さは折り紙付き!
参考記事:四国カルストまで400kmソロツーリング!|mysimasima
タンクの前側についている樹脂製のパーツがこれまたスポーティでカッコいい。
ホンダのロゴとトリコロールカラーのステッカーは上からクリアを吹いていて剥がれることはありません。
給油口キャップ
いたって普通のカギで開けるタイプの給油口。
“PUSH LOCK”と書いているのでこの部分を押すだけでカチンと給油口をロックできます。
簡単でスピーディーに取り外したり取り付けたりできるのがいいところ。
後ろの隙間と前側の隙間が違うのがおわかりでしょうか?
これは精度の問題ですかね?奇跡的に神クリアランスでタンクには当たっていないので塗装は傷はついていません。
フロント周りデザインのまとめ
CBR125Rは所詮ミニバイクでしょう。
「この性能で″CBR”の名前を名乗る資格なし」という声も一部であります。
ですが実際にこうして乗ってみたりなめまわすように眺めているたびに不思議とカッコイイと思えてくるのです。
さすがにパワーや性能で本家(CBR250RRや1000RR)には勝てっこないですがデザインだけでいえば負けず劣らずっていう感じです。
書いていて思ったのですが日常使いに重きを置いたデザインで使い勝手がいいバイクなのですね。
ウインカーやミラーも然り、機能性を優先したパーツなのでそりゃ乗りやすいわけだ。
写真引用元:HONDAバイク
関連記事:【CBR125Rインプレ】インパネ周りとセパレートハンドルのレビュー|mysimasim
関連記事:【CBR125Rインプレ】エンジンパワーや加速感、運動性能のレビュー|mysimasim
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