【花の撮影方法】うまく逆光を使えば初心者でも綺麗に撮れる!デジカメの設定やコツの紹介
公開日:
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最終更新日:2016/04/11
カメラ、写真をメインの記事 , 撮影テクニック
今回は花の撮影という事で、どのように撮れば綺麗に見えるのかちょっとしたコツを解説していきます。
良いカメラやいいレンズを揃えなくても初心者でも簡単に撮れる方法を紹介したいと思います。
花の撮影とはどういうものか
花の撮影はこだわって撮るとなると構図やボケ感などいろいろな撮り方があるので奥が深く、ありきたりな写真では周りに埋もれてしまいます。
ただ、撮影自体はものすごく簡単です!何も固く考える必要はありません。
マクロ撮影から風景も含めた広角撮影までいろんな撮り方ができるのでスキルアップにはもってこいではないでしょうか?
この写真のように望遠側で撮ると背景が凝縮して面白く撮れちゃうのです。
それぞれのポイントなどを解説していきたいと思います。
花の撮影のポイント
ただ撮影するだけではちょっと面白くない。そこで簡単にうまく見える撮り方をまとめてみました。
- 綺麗な花を探さない
- ドアップで撮る
- 背景ボケ、前ボケ
- 露出を変えていろいろ試してみる
- 順光、逆光
花の撮影は奥が深いので簡単に試せるといえばこのあたりでしょうか。
それぞれ見ていきましょう。
綺麗な花を選ばなくていい
花の撮影だからと綺麗な被写体を探し歩かなくてもいいと僕は思います。
花ってもともと綺麗なものが多い。
ある程度まじめに撮ればある程度は見れる写真にはなります。(差が出にくい)
それよりもどんな花でも美しく撮影できるようになるためには、あえて枯れた花や面白くない花などいろいろと試すといいかもしれません。
ドアップは王道テクニック
花の撮影で特にうまく見える撮り方が『マクロ撮影』ではないでしょうか?
おしべや花びらのディティールなどを綺麗に表現できます。
でもうまく写すには“マクロレンズ”が必要になりますので、それなりに投資が必要になってきます。
※コンデジならすでにマクロレンズが搭載されているので簡単手軽にドアップ撮影ができます。
背景ボケを使うと優しく撮れる
背景ボケとはその名の通り花のバックをぼかして撮る撮影方法。
主題を引き立てるほかに、ふんわりやわらかいイメージが作れるのでとてもオススメ。
おすすめというか、普通に皆さんやられているので、『ドアップ撮影』と並んで王道テクニックでもありますね。
こういう撮影は極端に近づくかセンサーサイズの大きいカメラやF値の小さいレンズじゃないとうまくボケてくれないので、あまり実用的じゃないかも。
前ボケ撮影はもっと簡単
前ボケは被写体の前に物を入れてわざとぼかして撮るテクニック。
花の撮影で特に効果的で、優しい感じを演出できます。
露出補正を変えると面白い
露出とはいわゆる明るさの事で、どんな安物カメラにも「露出調整」や「露出補正」なる機能が付いています。
これでわざと明るく(ハイキー)したり暗く(ローキー)することで面白い写真が撮れるのです。
ハイキーにすると淡い感じですごく優しく見えます。
同じ写真で露出だけ変えてみました。
これだけでイメージがガラッと変わるので、表現したい方向性に合わせて調整するといいかもしれません。
「露出補正」は適正値に合わすだけの使い方じゃもったいない、明るくも暗くもできる!
白とびはタブーなことが多いですがそんなの知らない!
真っ白に飛ばして淡い感じで仕上げればめっちゃキレイに撮れます!
光の当たる方向を考える
花の撮影以外でも『光』ってとても重要なのです。
順光、逆光って聞いたことありますか?露出でもそうでしたが、光の方向だけでこれまたイメージが変わるのです。
上の写真は順光で撮った写真。
花の色味が鮮やかに出てさわやかな感じが表現できます。
基本的な撮り方なので、とりあえずはこの順光をマスターしてください。
逆光でキラキラ輝く花が撮れる
こちらは逆光で撮った写真です。
逆光といっても斜め前から差し込む光の場合は“半逆光”とも言います。
このページのTOP画像も逆光、半逆光なのですがこれを使うと非常にきれいに撮れるのです。
何が綺麗かって、背景の光が淡く照らしてくれるので葉っぱを透かしたり輪郭が光って浮き出たりと、とても美しく撮れます。
特に朝露や雨に濡れた花を撮ると光の反射でキラキラ輝きます。
こちらは花ではありませんが、逆光+ハイキーの組み合わせは僕もよく使うテクニックなので一度やってみてはいかがでしょうか?
逆光は加減が難しく、全体が白っぽくなってしまったり色味が弱くなったりと撮影自体が難しいといえばそうなのです。
それを活かしてコントラストや色味を抑えたピクチャーコントロールを使えば優しい感じに撮れます。
まとめ
まとめでございます。
花の撮影はとにかく撮るのがおもしろい。
普通にコンデジでも問題ないのですが、できるならF値の低いレンズやセンサーサイズの大きいカメラを使うと背景ボケも楽しめるのでおすすめです。
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やっぱりきれいな写真を撮るにはそれなりのアイテムが必要になりますが、無くても十分!
こういう全体を撮るのはアップで撮るのとはまた違った雰囲気に仕上がります。
それぞれの撮り方でちょっとこだわった写真にしてみるのもいいかもしれません。
特に露出をはじめ順光、逆光など光をうまく使えると花は綺麗に見えますので試してみてくださいね。
その他にもピクチャーコントロール(ニコン)と言って、仕上がり設定を変えるとまた違った表現が作れます。
撮り方には決まりがないし無限大に表現方法がありますので、お気に入りの花の写真になるように頑張りましょう。
という事で花の撮り方、うまく見せるコツの紹介でした!
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