安いトラベル三脚【SLIK(スリック)コンパクト2】旅行用に便利!商品レビュー
公開日:
:
最終更新日:2020/01/16
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三脚ってブレずに写真を撮ろうと思ったら必需品といっても過言ではない機材ですよね。
しかしいろんなメーカーがいろんな三脚を出していて高いものから安いものまでピンキリ・・・
悩む方も多いかと思われます。
ちょっとお恥ずかしいことに僕は今まで三脚を持っていなかったのです。
しいて言うなら100均一のミニ三脚・・
そこで安い三脚はどうなのか購入してみたのでそのレビューをしていきたいと思います。
※PCでご覧の方、今回は縦画像が多くなりますがご了承ください。
国産メーカー三脚 スリック
まず初めに、SLIK(スリック)とは国産三脚メーカーで有名ブランドのひとつ。
他にベルボン(日本)やマンフロット、ジッツォなどなど三脚業界は海外メーカーも多数。
カメラ女子にも人気の三脚がある!
カメラ女子にもおすすめなコンパクトな三脚、オッサン臭いモデルもいいですがかわいいモデルだと持ち運んでも恥ずかしくないです。
スリック コンパクト2の仕様
前置きが長くなりましたが“スリック コンパクト2”の紹介です。
これは定価¥6480という超お得なお値段(※楽天やアマゾンではもっと安い)にもかかわらず脚もしっかりしてそうな三脚というのが第一印象です。
今回買ったスリックのコンパクト2というのは旅行にも持っていけるコンパクトさをウリにした商品であります。
仕様・スペック
全高・・・・・800mm(最大990mm)
最小・・・・・360mm
重量・・・・・570g
若干小ぶりではありますが全然使えなくもないでしょう。
全高がセンターポールを伸ばしても最大990mmということで胸辺りか、お腹辺りにカメラが来る感じになります。
やはり三脚自体の背が低いとちょっとハンデはありますね。
脚の角度とロック機構
脚の角度は変えられず広げるだけ。
というのも上級モデルは数段階に変えられたりロックできるのですが、これは画像の角度でいっぱいいっぱい。
まぁ特に不便でもないので良しとします。
脚のロック機構
足は4段階に伸びますがそのロックをするのがこのレバー。
スピーディにねじるタイプもありますが、こちらはオーソドックスなレバータイプ。
ロックしたまま引っ張ってみたりしましたが意外なほどしっかりしていて一眼レフ+標準レンズを載せるくらいなら十分。
弱点は一個一個はずして作業しなければいけないので時間がかかること。
一気にロックをはずすコツ
この“コンパクト2”はこうして右手で一気にロックを外すと一度に三つロックが外せる仕組みになっております。
微妙な水平を取ったり足場の高さに合わせて「3段目だけちょっと縮ませたい!」という時にもこのタイプのロックの方が微調整がやりやすく思います。
後は一気に脚を伸ばすだけ
そしてロックを開放すると脚の自重で全開まで伸びる!
・・と、思ったのですが、精度が悪く途中で引っかかるので、やっぱり手で引っ張り出さないといけませんね。
安いモデルなのに調整式センターポールを搭載
真ん中に見えるこちらの円盤状のロックをペットボトルのキャップ感覚で緩めるとセンターポールがフリーになり、無段階に調整できるというもの。これで800mm→990mmまで伸ばせます。
※伸ばさず使うのが基本の使い方ですが、これは背が低すぎて毎回全開で使用しています。
雲台とはカメラを乗せる台
プラスチック製の台でカメラが当たる部分はゴム製となっております。
ここに関してはしっかりと固定できてよし。
おまけ程度の水準器を装備。これで大まかな水平が分かるというものです。
しかしなぜこの位置についているのかが不明・・
見にくいという意味ではなく、これでは三脚の水平は出せても雲台自体の水平が分からないのでほとんど使い物になりません。
2weyタイプのレバーを採用
2wayとは前後、回転方向の二通りの動きが出来るタイプ。
3wayは、さらに左右方向の傾きを調整できます。
こちらの雲台、正直精度が悪いです。
プラスチックだからなのか根元の作りがあらいせいで微妙に水平が出ていないのです。
左右方向に傾けられない2wayなので、いちいち脚側で水平を出さないといけません・・
雲台のカスタマイズが出来る!
そう、これは安いモデルでは珍しく雲台が取り外せるのです。
なので上位モデルの雲台のみが販売されていますのでそれに交換すれば作業効率も一気にアップするでしょう。
そういう使い方が出来るという点で見てもこの“スリック コンパクト2”は買いだと思います。
自由雲台
横のつまみを回すだけで前後、左右、水平方向に自由に構図をきめられるのでものすごく簡単でスピーディなタイプの雲台。
こちらに変えてもいいかもしれません。
ただし、動きの速いものの撮影には向いていません。
あくまでもいろんな方向へ簡単に向けられるというだけ。
(楽天)自由雲台 商品一覧
(Amazon)自由雲台 商品一覧
3way雲台
高精度な構図を撮る場合はこちらのほうがおすすめ。風景や小物撮影にはいいかも。
自由雲台に比べて手間は増えますが、小物撮影や長時間の撮影には向いています。
水平だけ固定とか、チルトだけ固定させてレバーを持って動かせるので、意外と動き物でも対応できたりします。オススメ。
(楽天)3ウェイ雲台 商品一覧
(Amazon)3ウェイ雲台 商品一覧
三脚に一眼レフを載せてみる
※写真が縦長なので縮小します。
一眼レフを載せてみましたが、このクラスでも脚はしっかりしており多少のことではブレません。
しいて言うなら、雲台の強度が低いのでそこでブレる感じです。
今までの三脚
こちらが今まで使っていた100均一のミニ三脚。雲台がボールヘッドなので一眼レフの重さに耐えられず下がってくるし脚はぐらぐらでいつ倒れるか分からない状態。
これに比べれば今回買ったコンパクト2とは雲泥の差ですね。
僕はボールヘッド(自由雲台)が好きなのでこういう三脚ばかり持っていましたが、やはり記念撮影や夜景撮影、小物撮影などに絶対必要になってくるので思い切って通常の三脚を買ったわけなのです。
意外にコンパクト
最小サイズが360mmなのでバッグにも入れられるサイズで旅行や持ち運びに便利。
もっと小さいサイズ(240mm)で最大1500mmまで伸びる43Dという鬼のような三脚がベルボンにありますが、お値段も鬼のように高い。
(楽天)[ベルボン]海外仕様モデルELCarmagne445A + QHD-43D
(Amazon)ベルボン トラベル三脚 43D
ホントはこれがほしかったのですがケチの性格が出ました・・
まとめ
- 安い
- コンパクト
- 脚が割としっかりしていてロックも問題ない
- 雲台を交換できる
でしょう。安くてコンパクトな三脚では少々安定性に不満があるのは当然ですが、さすが日本製。
意外にしっかりしているといった感想です。
記念撮影や普通の風景撮影くらいでは全く問題なし。
しかしデメリットもあります。
- 雲台の制度が最低
- 高さが中途半端
本格的なプロ使用の三脚には到底及びませんがこの程度のデメリットなら工夫次第で何とでもなりそうですね。
これからカメラを始めようとお考えで持ち運びにも苦労したく無い、しかし安いのがいい!というワガママを叶えてくれそうな一本目におすすめな三脚を見つけましたのでレビューといたしました。
→(楽天)SLIK(スリック)コンパクト2 商品一覧
→(アマゾン)SLIK 三脚 コンパクト II 旅行用三脚
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