CBR125Rマフラー交換WR’S(ダブルアールズ)がカッコイイ!静かな排気音で加速も良くなるってスゲー
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最終更新日:2016/01/06
CBR125R(画像・整備・カスタム), バイク チタンマフラー, バイク用マフラーオススメ
こんにちわ紫摩(しま)です。
バイクでのカスタムといえばマフラー交換!ですよね。
CBR125RのマフラーでオススメのWR’S(ダブルアールズ)の紹介とレビューです。
マフラーの交換方法については別記事で紹介しています。
関連記事:バイクのマフラーで絶対失敗しない方法と必要な物!|mysimasima
CBR125Rのマフラー選び
バイクのマフラーって意外と価格が高く、自動車用が2~3万で買えるところがバイク用なら5万~8万くらい。
大型車用になるとさらに倍はするものが多い。
安物はちょっと気が引けるけど、それにしても高すぎる物はさすがに買えないのが現状。
いろんなメーカーから厳選してみる
CBR125R用のマフラーはモリワキ、ヨシムラ、アクラポビッチ、BEAMS、WR’Sといろいろなメーカーが出しているので選ぶ方が迷うほどのラインナップ。
ただ、そうは言ってもデザインと音量のいいとこどりを考えるとなかなか見つからないのが惜しいところ。
モリワキ。
メーカーオプションカタログにも掲載されているくらい、とても合法なマフラー。
エンド部分が細くてちょっと僕好みじゃない。
ヨシムラ。
サイレンサーの形が三角形でレーシー。音が割と大きめ。
爆音なのでやめました。
アクラポビッチ。
ヨーロッパの大手エキゾーストメーカー。
ヨシムラ同様、カッコいいけど音が大きめ。
ウィルズウィン。
安くてカッコいい、でも値段なりの非合法マフラー。
ダブルアールズ。
品質と価格のバランスが良い合法マフラー。
さすがCBR250Rの弟分の125R。
これ以外にもマフラーラインナップは結構あるのが嬉しいところですが当然ながらどれがいいか迷う。
マフラー選びの条件
僕がマフラーを買うにあたっていろいろと悩んだのが、個人的に選ぶ“条件”が多いから。
- 音量が大きくないもの
- パワーダウンは避けたい
- チタンマフラー(焼き色が欲しい)
- サイレンサーが大きく迫力があるもの
- 車体デザインと合わせたい
- 出来れば安い物
- やっぱり砲弾型がカッコいい
昔は爆音を求めて直管なんてものに憧れてましたが、もうそんな年じゃないしダサい…
でもちょっとは排気音を楽しみたいので合法マフラーは当然の条件。
音量や値段もそうなのですが、やっぱり一番はマフラーの見た目を気にしてしまいますよね。
WR’Sチタンマフラーのレビュー
さて、そんなダブルアールズのマフラーを注文して一週間で到着しました。
→(楽天)ダブルアールズマフラー 商品一覧
→(Amazon)ダブルアールズマフラー 商品一覧
梱包はとてもしっかりしていて、特に大事なサイレンサー部分は段ボールで保護してくれています。
3分割構造のフルエキゾーストマフラー
“フルエキゾーストマフラー(フルエキ)”とはバイク用語でエキマニからリアエンドまですべてごっそり交換するマフラーの事でサイレンサーから後ろだけを交換するマフラーはスリップオンマフラーといいます。
- エキパイ(エキマニ)
- メインパイプ(センターパイプ)
- サイレンサー
今回買ったWR’Sラウンドチタンマフラーをはじめ、多くのフルエキマフラーでは3分割で造られています。
逆に純正マフラーは全て溶接されて一体物になっているので、取り外すと必然的にエキパイ部分からすべて取り換える必要が出てきます。
品質がとても良くて綺麗なマフラー
特に目立つ部分はビードの形が綺麗に出ているかどうか。
カスタムオーナー同士の会話でよく「ビードがビードが・・・」なんていうのはこの接合部分の溶接の事を指します。
一昔前の安い粗悪品(四輪用)はとても雑な造りが多かったのですが、ダブルアールズに限って言えばビードの仕上がり具合がとても綺麗に出ています。
マフラーの見た目を決めるポイントでとても重要かと思われます。
チタンマフラーとはいってもエキパイとメインパイプはステンレスで出来ています。
フルチタンではないので安価に納まっているのでしょうね。
ノックする感じで軽く叩いてみると「カーン」とステンレスならではの響く音がします。
チタンマフラー特有の美しい焼き色で、これだけでも見ていてうっとりしてしまいます。
女性が宝石を好むように。
こちらも手で軽く叩いてみると「コッコッ」というプラスチックのような柔らかい音(?)がします。
※基本的にチタンは密度当たりの強度がとても高い金属。
そのため肉厚を薄くできて超軽量に仕上げることができます。
WR’Sマフラー内部構造
サイレンサーの内部はステンレスのパンチング。
その中にグラスウールを詰め込んだストレート構造で排気効率を極力落とさず消音できるメジャーな物。
合法マフラーらしくメインパイプの中にはキャタライザー(触媒)が付いております。
これがついていると排気の抵抗になり高回転時の抜けが悪くなってしまいますが、音量と環境の為には外すことができないので仕方ないでしょう。
マフラーの音量には騒音規制がある
バイクのマフラーを交換するといってもやたら大きい音量は取り締まりの対象になってしまいます。
上はJMCA認定プレート。
これがあると「出荷時には騒音規制をクリアしていますよ」という紋章になります。
平成22年規制 | |
50cc | 近接:84dB加速:79dB |
50cc~125cc | 近接:90dB加速:79dB |
125cc~250cc | 近接:94dB加速:82dB |
250cc~ | 近接:94dB加速:82dB |
道路運送車両法で騒音のMAX値が決められていて、あまりにもウルサイと整備不良でアウトにされたり。
それだけならいいけど、ご近所トラブルなんてちょっと笑えないので静かな音量に越したことは無いですよね。
音量が静かで綺麗な音質
音質は説明が難しいですが、「乾いた重低音」が増えた感じ。
アイドリングは歯切れのいいシングルサウンドが特徴で、空ぶかしで回していくと甲高い音が響きます。
特に8000rpm以降、単気筒らしくない音でものすごくレーシーでカッコイイ。
【WR’Sマフラー音動画】
WR’Sマフラーのサウンド、一言でいうと「超レーシーになった」でしょうか。
- アイドリング:「スタタタタ」→「ドコドコドコドコ」
- 空ぶかし:「ブフォォォウ…」→「ブワァァァン…」
それでいて4000rpmを境に音量はエンジンの方が大きくなるくらいジェントルな音量のマフラーです。
僕はうるさくなるのが嫌だったので、このくらいの音量だと非常にありがたいです。
WR’Sラウンドチタンマフラーの加速性能
ダブルアールズのマフラーを選んだ理由の一つに「社内テストでしっかり性能を追いこんでいる」という部分があります。
シャシダイ(計測器)に載せて一回一回パワーチェックを経て、改良を重ねて仕上げていることに好感が持てます。
安物の海外製マフラーを取り付けると「パワーやトルクが落ちた」「低速がスカスカ」「音ばっかり」…なんていうことも少なくない。
ただ単に取り回しだけの設計ではなく、メインパイプの径や長さなど車種の特性に最適化した造りをしているので性能面でも期待大。
CBR125R用は加速時間を短縮
ダブルアールズの説明によると、CBR125Rは純正マフラーだとサイレンサー容量が大きすぎてピークパワーまでの到達時間がやけに長いとの事。
小排気量だから低速トルクに重点を置いて走りやすく…と言ったマフラーでは実際に体感できるほどのパワーアップは無いそう。
逆にピークパワーを追い詰めると、レッドゾーン付近では速いがそれまでに無駄な時間を要したりトルクバンドが極端に狭くなったりと扱いにくいマフラーになってしまう。
それよりも中速以上の回転域からスムーズに高回転までつなげられるレスポンス重視の性能に仕上げたマフラーなのです。
実用回転数でとても走りやすくなった
一応補足ですが、ダブルアールズがシャシダイで性能チェックをしているのは知っていたものの、開発者ブログの内容は見ていませんでした。
なのでパワーアップがどうとかいう先入観は無い中でのインプレです。
- 4000rpmからの吹けがよくなった
- 低速からのトルクが増えた(気がする)
- 高回転までのつながりがスムーズ
- 頭打ちが緩和された
- 発進時のトルクが弱い
社外マフラーって“高回転時の抜けをよくするだけのもの”というイメージがあったので正直あまり期待はしていませんでした。
いやー、WR’Sのマフラーって意外と速い!
高回転へのつながりがスムーズなのか、中速からもりもり加速していくのでカーブの立ち上がりが速い。
さすがに高回転のパワーが劇的に上がったとは言えませんが、とにかく街乗りからワインディング走行まで“走りやすさ”を重視している感じがします。
レブ付近での頭打ち改善
基本的なエンジンはレブリミット付近は馬力が落ちる傾向にあるのはこのCBR125Rも同じ。
特に純正マフラーではその傾向が強かったのですが、WR’Sマフラーに換えて一気にレブまで回る感じに変わりました。(イメージ的に)
そこまで期待していなかった分、とにかく上までスムーズになったのは正直ビックリしました。
ステップの置き方でマフラーに靴が当たる
いいことばかりならメーカーホームページにも書いていますが、いい物を求めるとやっぱり不満な点も出てくるもの。
抜けすぎて低速トルクがスカスカとまではいきませんが、やはり発進時のトルクは薄くなったように思います。
それ以降は吹け上りの方が目立つので気になる程度ではないですが。
あと、このマフラーが…というわけではないですがステップへの足の置き方にちょっと工夫が必要になってきます。
僕はブレーキング以外、母指球部分で踏む癖が多々あります。
そうすると靴によってはサイレンサーにかかとの部分が当たってしまうのです。
CBR125Rのステップ位置の問題でしょうけど、バックステップキットで改善するか土踏まずを載せるかしないといけません。
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まとめ
マフラー選びという事で僕がチョイスした『WR’S(ダブルアールズ)』のラウンドチタンマフラー。
原付二種125ccの限られたパワーに合わせて適正なトルクカーブに追い込んだ使いやすさが魅力的。
ダブルアールズにはその他にもオーバルマフラーってのがあって、そっちの異形型も近未来的でかっこいいのですが…
でもやっぱりマフラーは王道の砲弾型でしょ!
という心の中の誰かが言ったので僕はラウンドタイプにしました。
オーソドックスというかベーシックというか落ち着いた存在感がやっぱりいい。
スポーティーなレーサーレプリカのバイクによく似合っています。
所詮シングルエンジンのトコトコ音ですが、チタンマフラーの歯切れのいいメカニカルな音質がやる気にさせます。
価格に見合った満足感っていうのはたぶんオツリが返ってきそうです。
という事でWR’S(ダブルアールズ)ラウンドチタンマフラーのレビューでした!
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