ビッグツアラーバイクでジムカーナに挑戦!重量級でも速さを追求
こんにちわ、しまです。
タイトルにもありますように、ビッグツアラーに乗っている方で低速競技(ジムカーナや安全競技)をやっている人っていますかね?
僕は2022年からVFR800Fという中途半端ビッグツアラーでバイクの練習に励んでいます。
ジムカーナや安全競技で意外と走れる、どこまでできるか言及していきたいと思います。
はじめにジムカーナとは…低速競技です
ジムカーナってよくわからない人のために簡単に説明します。
1速ギアで置かれたパイロンを行ったり来たり、ぐるぐる回る競技です。
なので本来は軽量なネイキッドやオフロード車が有利なのは間違いないです。
その対極ともいえるのがフルカウル大型ツアラーです。
白バイ車輛でおなじみのCB1300SBも似ていますが、もっと高速道路をかっ飛ばすバイクです。
ビッグツアラーバイクとジムカーナの意外な組み合わせ
ビッグツアラーバイクはジムカーナを走れるのか
結論➜走れます。
隼、ZX-14R、FJR1300などといったメガスポーツクラスの車輛で練習をされている方はごく少数ですが、それでも実在します。
低速トルクがあってハンドリングも素直で、意外とこういう練習でも走れたりします。
ただ、下が見えないので一本橋や低速バランスなどは想像で走るしかないです。
ジムカーナは下を見る必要がないので、まだ左右に振っていけば走行は可能かなと思います。
初心者も、重いバイクに乗っている人も、ジムカーナで楽しみましょう
ジムカーナっていうどんな車輛でもとりあえず走れちゃうという競技なので、一度は体験してみると良いかもしれません。
ただ、そうはいってもビッグツアラーはハンデがすごいです。
速いタイムを出したり、クラストップ(総合優勝)を狙ったり、コンマ1秒を削るために用意するバイクではありません。
250㏄の軽量バイクに乗った方がいくらか近道です。
ビッグツアラーバイクの紹介
知り合いのモトブロガーさんの動画。
【隼を買うの巻】でおなじみですが、ビッグツアラークラスでのジムカーナ車輛を少し紹介します。
- VFR800F
- 隼
- FJR1300
- NINJA100SX
- ゴールドウイング
- 各バイクの特徴やスペックの解説
ジムカーナでのビッグツアラーバイクの走り
ではそれぞれYouTubeでアップされている車輛を貼り付けしながら、個人的に解説します。
GSX-1300R隼
スズキが誇る大型ツアラーの代名詞でもある隼。
YouTubeでヒットするのはジムカーナ仕様に改造している関東の隼(C1級)ですが、もともといっぱい出回っている車輛ということもあって、地方でも乗ってる方は少なくない模様。
重たいし小旋回は苦手で、かなり手を入れないと上位は厳しいかも。
ノーマルでどこまで行けるかというストイックな人におすすめ。
ただ、このバイクはパーツが豊富で、年式違いでも流用できれば、アップハンにしたりギア比調整は可能。
大パワー&大トルクを操ってで上級者にも十分楽しめるバイク。
FJR1300A
このバイクも隼同様、一部ジムカーナ競技や練習をやってる方がいます。
車重が280KGを超える車輛で低速での取り回しは難しい、まさにビッグなツアラーバイクです。
フルカウル車輛ですが、隼と違ってハンドルがもともとかなりアップライトで、上半身も起き気味、操作性は良好な部類です。
シートやハンドル、サス交換、軽量化などを施す必要がありそうです。
NINJA1000(SX)
このビッグツアラーの中でも群を抜いて速いバイクがNINJA1000です。
足回りもそうですが、かなりバランスの取れた車輛です。
ちょっと前までは手に入れやすい中古価格帯でしたが、今ではめちゃくちゃ高くなってますねす。
アップハンドルやホイールカスタムで機敏に動く車体づくりでかなり楽しめそう。
※なお、SXモデルでジムカーナやってる人はいません。
ゴールドウィング
まさかこのバイクでジムカーナや低速競技練習をやってる人がいるなんて思ってもいませんでした。
400kgを超える超が4つぐらい必要な重量級バイク。
豪華絢爛で、クルージングの王様です。
知り合いでもゴールドウイングで練習されてる方がいましたが、速さというよりは「このバイクで出来れば何に乗っても余裕が出る」というまさに自分への挑戦状。
ステップがすぐ接地するため、かなり難しいらしいです。
転がってしまうともうJAFを呼ぶレベル。
ZZR1400/ZX-14R
これもkawasakiのビッグツアラー。
こういう人が乗ってるバイクってなんでこんなに軽そうに扱うんだろう。
リアルに教えてほしい。
みんなハンドル低いから、『姿勢がきつい』とか『小旋回が苦手』っていう条件は同じだと思う。
僕が下手なのは言わずもがなですが、もっとVFR800Fにもできると思うんですけどねぇ。
VFR800F
あ、そしてこちらが僕が走っているジムカーナ走行です。
実際VFR800Fでジムカーナを走っている人もほぼヒットしません。前期型はいますね。
これの特徴は他とは違い、V型4気筒エンジンでコーナリングがスムーズな車輛になります。
ただ違うところがトルクが弱いというのとカスタムパーツがなく、操縦性が隼(ノーマル)並みにきついという点です。
V4は低速トルクがあるという誤解
自分のバイクだから言えますが、低速トルクはないです。
車重が他と同じ240kgオーバーでかつ排気量が800㏄なので、他のビッグツアラーのような極低速で粘る力強さが皆無です。
これは乗った人じゃないとわからないし、乗った人はみんな口を揃えて「難しい部分だ」と言います。
そこから回していくと、フラットなトルクで扱いやすいので、のんびりとも走れるし、頑張って走ることも可能。
ただ、遅いです。
ここまで見てきて思う事
やっぱりどのバイクもアップハンドルにしたり、アイドルアップで低速トルクが有利なようにカスタムしているのは間違いないです。
あとECUチューニングと言って、エンジンブレーキやアクセル開け始めのドンツキなどを改善して乗りやすくしている車輛がほとんど。
それができない車輛で上位に食い込むのはかなり厳しいかなと思いますね。
まとめ
- ジムカーナは重いバイクでも楽しめる競技である。
これは間違いないと思う。
確かに操縦が難しくて一筋縄ではいかないし、パーツ代や修理代が高くつくので厳しい面もあります。
ただ、大型バイク初心者の方で『行動が不安なんだよね』って思ってる方がいたら、ぜひ練習会に足を運んでみてはいかがでしょうか?
初心者練習会はいかが?
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➜あります。
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