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バイカーの聖地、四国カルストは“日本三大カルスト”の中で一番の●●●だった!400km日帰りソロツーリング

公開日: : 最終更新日:2014/09/02 お出かけ(車ドライブ、バイクツーリング), バイク

長距離日帰りソロツーリングもそろそろ大詰め!

その3ということで今回はカルスト方面へ出発だ!(下部リンク有り)

前回(その2)は絶景の桜三里を越えて砥部に入ったところでライダーが急に増えたことにワクワクしつつ三坂峠へ。そのあと四国霊場“岩屋寺”まで行ってきたというところまで。
そこで帰るか、まだ走るか悩んでいたのだが、そのあとどうなったのか続きをどうぞ。

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とりあえず腹ごしらえ

ツーリングの楽しみの一つである、食事。 ご当地の名物は何か、どこの店が美味しいのか、あそこの店をチェックしてみようなど、少なからず食事というものは計画の中に入っているだろう。

愛媛の久万高原名物といえばりんご、ぶどうなどフルーツが美味しいらしい。 しかし今回は山の方にツーリングということでお店が少ないことを想定してお弁当を持参。 DSC00743いや、お店がないわけではない。久万高原町には普通にカフェやレストランがある。

道の駅もあるくらいだから食事に関しては不便はしなさそうだ。
別にコンビニ飯でも良かったのだが、そこはケチの性格が出たというもの。

これは容器にラップを敷いてご飯を詰めるだけでおむすびになるという優れもののお弁当箱。
仕事でもこれを2ケース持って行って好きな時に気ままにほおばっている。

さてそろそろ時刻は12:00を回った。ご飯を食べながらこれからの予定はどうするか、考えていなかったのですごい迷った。

  • 帰路に着く
  • まだ走る

まぁこの二択しかないのだが、朝から出発して12:00をメドに帰りの支度をすれば夕方には家に着くことができる。次の日が仕事の時はあまり無理はできないからだ。
しかしふとスマホのマップを広げてみると四国カルストまで1時間で行けるところまで来たみたいだ。カルストへ     国道33号を南下すれば1時間くらいで着のだが・・・

「今が12時ちょっとだから、14時に向こう出たら20時には家に着くなぁ」
「ここで帰って後悔しないか?」「ブログネタのためならもったいなくない?」
「明日仕事だぞ?無理していいのか?」
いろんな妄想が駆け巡っていた。

いざ四国カルストへ

DSC00744 DSC00746

結局行くことにしたw ブログのネタになるなら多少の時間のロスは厭(いと)わない。

ここから国道33号を走るわけなのだがものすごく景色がいい。
こういう渓谷を横目に軽快にライディングできるなんてほんと来てよかったとつくづく思う。

これは面河川という川で上流は有名な面河渓につながっている。 マリンブルーの綺麗な川だ。
香川ではこんなすごい絶景を見たことない。
この国道33号はワインディングロードなのでライダーの数が途端に増える。 なぜかすれ違うたびに会釈される。

ライダー同士の挨拶があるのだろうか。 多くの方が僕に会釈をしてくれたり中には手を挙げてくれる人もいた。 昔はピースサインを出していたらしく、『お互い気をつけて楽しもうな』という意味のコミュニケーションのようだ。

国道33号→国道440号

多くのライダーとすれ違いながらしばらく国道33号を堪能したあと、四国カルストにつながる国道440号へ入る。 最初の方は高速コーナーと緩やかな上りで、サーキットのような感覚が味わえる。

しかしトンネルの中がやけに暗い・・・ 次のトンネルに入る前によく見てみると、『節電中につきライト点灯にご協力ください』との看板があるではないか。 暗いし水が滴ってるし若干曲がってるしですぐツルンと滑ってしまいそうな状況なのでかなりスローダウンを余儀なくされる。

やはりツーリングの目的地はカルストなのだろう、多くのライダーに出会うようになってきた。

僕も嬉しくなってすれ違いで手を挙げたりしてみたんだ。すると向こうからも手を挙げて返してくれる。「楽しい!」 別に知り合いでもなんでもない人同士なのだが、一気に親近感が湧いてくる。 DSC00781そうこうしているうちにすぐに写真のような細い道になる。

四国に大被害をもたらした台風一過ということもあって木々や土がいたるところに散乱している。 3日たったというのに、山肌からは未だに水が流れているから驚きだ。
すぐに愛車がドロドロになった・・・まぁ仕方ない。洗車すればいいだけの話だから気にしない。

ようやく地芳峠

DSC00747信号もなし、スローペースな車もなしで1時間のところを40分ほどで四国カルストの入口、“地芳峠”にやってきた。 実際は前方を走る車の方々が譲ってくれたおかげっていうのもあるんだけどね。

少し待避所で写真を撮っていると下から「ヴオォォ!」と、けたたましい音が。 リッターバイクのツーリングだった。すごい楽しそうに走っている。 もうすぐで頂上だ。頑張ろう。 DSC00749

姫鶴平へ

DSC00752 DSC00750

ようやく開けた場所に着いた。そう、ここが四国カルストだ。

ここから先は山の尾根を伝って道がつけられているので見晴らしが最高にいい。 真夏だというのに気温も涼しいくらいで気持ちがいいし適度に曇っているので直射日光も遮ってくれて快適。頑張って来てよかった~ DSC00773こうした石灰岩がいたるところに点在している。

ここ四国カルストは日本3大カルストのうちの一つ。
他に秋吉台(山口)と平尾台(福岡)が挙げられるが、その中でも標高が一番高いのがこの四国カルストなのだ。 DSC00769霞んで見えにくいが、石鎚山や四国の山々を一望できるほど標高が高い。

1400mをゆうにオーバーする。 余談だが、石鎚山は西日本最高峰の山なのである。(1982m) 第二位が徳島の剣山(1955m)らしい。 DSC00756リッタークラスのバイクがたくさん並べてある。(赤いのはドゥカティという外車)

その中に同じスーパースポーツのシビちゃんも混ぜてもらったわけだが、やはり比べると小さくて細くて可愛いばかりだな。 しかし並べても全然引けを取らないスタイリングだなぁ♪ こんな小さい排気量でも全然長距離ツーリングは問題がないことがわかった。

DSC00760 DSC00765

こうして景色をバックに愛車を撮るのはバイカーの常識というか、どれだけいい構図で撮れるかという事に力を入れているのだがいろんな人が各所で愛車の写真を撮っていた。DSC00770ここから先は五段高原~天狗高原へと続いていく。
カルスト台地は東西25kmにも及ぶらしい。
写真ではあまり人が写っていないが(写していない)バイカーもさることながら、夏休みともあって子供連れの家族がものすごく多い。

高原の一角でスポーツできるようなスペースもあったりキャンプができるようにもなっている。 こういう近距離で放牧されている牛が見れるのもおすすめポイントだ。やはり子供に大人気であった。 DSC00774いたるところに牛が放牧されている。放牧なので野生ではないが、自然の状態で放されているのでくつろいだり食べるのに夢中だったり。これは乳牛なのかな? DSC00776 さて、そんな四国カルストだが、満喫しているとあっという間に時間が過ぎていった。

実際あまりゆっくりとはできなかった。 欲を言えば知らないバイク乗りの方と話もしたかったし、レストハウスがある方まで走ってみたかったし、反対側(西側)の大野原高原の方にも足を運びたかったが今日はこれまで。 DSC00777

予定の14時が近づいてきたのでもうそろそろ帰宅しないと遅くなってしまう。

香川から四国カルストまで途中ブラブラはしたが片道約230kmを走破した
原付二種でこれだけ走れたら十分ではないか。燃料もまだ2メモリ(640円分)消費しただけなのですごい燃費も良いね!50km/L以上は行ったのかな?

今回は渋滞のせいで時間の割にはあまり距離は走れていない気がする。

さて次回は帰宅についてのお話をしていこう。今日はこれまで。“最終回その4”をお楽しみに~

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