400km日帰りソロツーリング!ライダーが集まるローソンとは?三坂峠の新道路が開通していたのに走れない理由
公開日:
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最終更新日:2014/09/02
お出かけ(車ドライブ、バイクツーリング), バイク, 四国八十八ヵ所おへんろ(バイク巡礼)
長距離日帰りソロツーリングのその2ということで、
西条から岩屋時へのツーリングを書いていくぞ♪(下部リンク有り)
前回は早朝から出発したものの通勤ラッシュに阻まれて思うように走れなかった。渋滞の川之江を抜けたと思ったら急に雨に降られたりと散々だったがのんびりと無事、西条まで走ってきた。
国道11号→県道23号→三坂峠
ここから次の目的地は砥部のローソン(地図参照)までノンストップで行けるかなと少々不安になりつつもバイクに乗っているのが楽しいのでどんどん進んでしまう。
ほとんどが片側一車線の追い越し禁止道路なので流れが遅いとずっとそのままのペースで進まなければならないので、結構時間がかかってしまった。
のんびり田舎道をツーリングするのも悪くないものだね。
国道11号は松山までつながっているのだが、その前に一つ山を越えなければならない。
それがこの桜三里というポイントだ。ここは渓谷の合間をぬって国道が走っており景色も絶景なので思わず立ち止まってしまった。
たしか滑川渓谷というところかな。ものすごい綺麗な川で、交通量が少なければ写真も撮りたかったのだが、先を急ぐためここはスルー。
春には一面桜が咲き誇ることでも有名だ。しかし降水量が300mmを超えるような雨量の時は閉鎖されるらしい。(デカデカと電光掲示板が設置れている)
なぜか山道なのにここを走る車はみんな巡航スピードが高く、信号もなく快適そのものだ。
地図ではわからないかもしれないが結構緩やかなカーブのためスピードも出てしまう。
桜三里を越えて少し走ると川内インターが見えてくる。お次は県道23号に入るのだ。
このまま国道11号を走っていると松山市内まで行ってしまうためだ。
砥部に向かう場合この県道23号をよく多用する。
やはりみんな考えは同じなのだろうか、この県道も最初は空いているがだんだんと混み始めて
砥部に出る頃には大渋滞に巻き込まれた。
進んでは停るの繰り返しで嫌な思いが蘇る・・・(川之江)まぁシビちゃんは軽い車体なのでこういった街乗りにも対応しているところがまたポイント高いね。
しばらく走ったあと国道33号に出れば2車線なので流石にスムーズに進むことができる。
と、それと同時にライダーの数も一気に増えた。何かワクワクしてきたぞ~
三坂峠前ローソン→三坂峠→古岩屋
さてここのローソン、これから向かうカルストや古岩屋へ続く三坂峠のふもとに位置しているためライダーの数がものすごく多いコンビニで、今日もたくさんのライダーが集まって談笑に華を咲かせているようだ。
写真に写っていない左の方にもマスツーリングメンバーが集まっている。
一人で来たのだがやはり数人で走るほうが楽しそうなので少しばかり羨ましいばかりである。
うーん、大型バイクばっかりw
白いのが隼っていう日本車最速のバイク。緑色がNinja。250かな?
僕のような小型バイクは居ないなぁ。やはり長距離ツーやこうした山道走るのであれば125ccは少々辛い部分もある。(高速道路も乗れないしね)
いやいや、まぁツーリングに大も小もない。楽しければそれでいいのだ。逆に小排気量でここまで来たんだという優越感に浸れるのでヨシとしよう。
この赤いバイクはCBR250Rという、僕のシビちゃんの兄貴分のようなもの。
デザインや車体の大きさはほとんど変わらないがタイヤの太さだったり重厚感は圧倒的に違う気がする。(もちろんパワーもね)
CBR250Rのライダーが僕に話しかけられるのを待っているような素振りをしていたため、思い切って声をかけようか迷ったが、本格的にスポットへツーリングするのは初めてという言い訳を並べて小心者なので結局声をかけられなかったっていうオチが残念。
ほんともったいないことをしたと後悔をしてしまった。
空は雲行きが怪しいが天気は持ちこたえて欲しいぞ。山の天気はどうなんだろうか。
どうなるかわからないから一応警戒しながらの三坂峠へ!
ここまで来て改めて思う、愛車のシビちゃん(CBR125R)は非力ながら意外と長距離もいけるんだなぁと感心した。
三坂峠を爽快にライディング
ここからは山道に入っていく。ワインディングロードを走るということはバイクの楽しみの一つでもある。ここから岩屋寺までは信号もほとんどない(2~3箇所ほど)のでものすごくストレスフリーだ。
ここは久万高原町というところでこの三坂峠の最高到達点は標高700mらしい。
一気に上るため気温もものすごく涼しく感じる。
途中、“三坂道路”なるものが出来ていることに気づく。数年前まではなかったのに。
ここを通ればくねくね山道をドストレートで突き抜けることができる。
しかし看板をよく見ると、ここは自動車専用道路で原付、および軽車両は通行不可とのこと。
原付?そう。僕のCBR125Rも125ccなので原付なのだ。
なのでこの真新しい快適道路を拝むことができない。
まぁ空気も美味しいし、少し路肩に止めて休憩するか。
いやー、しかしほんとに誰も通らない。小排気量だからと馬鹿にされているような感覚さえ覚えてしまった。
どうせ125ccだから三坂道路は通れませんよーだ。
いや、通れていたとしても僕はこっちの道を選んでいただろう。なんせワインディングロードが大好きだからだ。
一般車両が通らないので自分のペースで快適に走れる。
いやいや、暴走はしない。自分の腕が未熟なのは知っているしそもそも危ない。こういう小排気量のバイクは50km/hも出せば十分に楽しめる。出力を使い切る感覚とでも言おうか。
山道程度でも人馬一体となれる感覚ってのは小排気量の醍醐味とも言えそうだ。
このとおり車は一台も通らない。それもそうか、むこうに快適な道ができているのにわざわざこっちを選ぶ人なんてそうそういないだろう。
と思っていたら、先ほどローソンで見かけた3人グループがこちら(もう旧道扱いかな)を通ってきていた。軽く会釈をすると手を挙げて答えてくれた。やはりこういうコミュニケーションも大事だね。
軽く登っていると自動車も数台くらいだが通っている。完全に物好きだな。まぁ僕も人のこと言えないが。
標高が高くなるにつれて涼しくなるし、景色もすごい絶景だ。写真では伝わりにくいが一面山に囲まれていて渓谷の先からはるか松山市街が見えた。
古岩屋へ到着
見本名勝にも指定されている古岩屋。ここも愛媛の絶景スポットの一つだ。
詳しい説明は看板のとおり。円錐状の岩がたくさん点在している。観光名所というだけあってたくさんの車が停まっていた。個人的だがここに来るのはこれで2回目だったりするのだが、やはり感動するのにはかわりない。実際に目で見て体験して欲しい。
しかし残念なことにまたここに来て雨が降りだした。最悪だ。せっかく絶景を堪能しようと思ったのに、まぁ天気なら仕方ない。
足早にその場をあとにする。ここはプラン的には“ついで”なのだ。
次の目的地、岩屋寺までGO!
ここまでの走行距離は183km。結構走ってきたなぁ。まだガソリンメーターが2メモリ(4Lくらい?)しかへっていない。45km/L以上は走っている計算だね。
12:00までに岩屋寺につければ良い予定だったのでとりあえず予定どおりかな。
四国霊場 岩屋寺に到着
先ほどの古岩屋から数キロ、時間にしたらホント数十分でここ、岩屋寺につく。
走行距離が3kmだった。どうりで早かったわけだね。
駐車場もたくさんの車が止まっている。
もちろんバイクも数台来られていた。僕と同じくバイク巡礼かな?
ローソンで見かけたバイクもいた。 平日というのにも関わらず多くの観光客が訪れる。
無人だから払わなくてもバレやしないだろうが、こういうお寺さんに来て巡礼しようという時にそんな馬鹿なことやってバチが当たるのも嫌なのできちんと払いましたよw
つぎに700m20分という文字が見えた。
20分もかかるのか、と肩を落としている暇なんてない。さっそく進んでいこう。
こんな坂道を登っていく。露店なんかもやっていた。雰囲気は最高でこういうところがすごく好きなので来てよかったと思った。
え!?まだまだなのか。どれだけ長いのか予想もつかないが、気分は高まっているので何ら疲れも出てこない。大げさとも思えるが最初はそうだった。
振り返ってみてみると壮大な景色が広がる。今日は雨も降るくらいの天気。少々湿気で霞んでいるのが残念だが、それでも十分に絶景だ。
少しばかり進むと山門に出会う。なんとも古風な創りである。
開創1200年ということで今年は記念の年。なにか特別感があるのでワクワクが止まらない。
なんと階段が220段もあるらしい。そこをひたすら登っていく。
角度も急でこれは正しく心臓破りだ。
僕の前に歩いている方は数段飛ばしで一気に駆け上っていく。体力の違いが歴然と現れた瞬間だった。Orz
途中、弘法大師像が現れる。ただでさえ昼間でも薄暗いのに、大量の地蔵とともに出現すると正直びっくりした。
おおかた登ると岩肌が見えた。見上げるほどに高い岩肌にものすごい圧倒される。
それがこちら。
しかしまだ道のりは先が長い。もっと階段を登らなければいけない。
この光景どこかで見たような、嫌な思いが蘇る。71番札所弥谷寺
国の重要文化財にも指定されている大師堂
やはり風貌があるなぁとつくづく感心。早速お参りしよう。
頑張ってきた甲斐がある。心が洗われるような気がして清々しい。
しかし僕は間違っていた。これは本堂ではなく大師堂。
本堂と勘違いして間違ってこちらにお参りしてしまったようだ。肝心の本堂がこちら。
家に帰ってガイドブックを見て初めて気がついたというから笑えるw
本堂の向こうにあるものすごい岩肌。これはかつて海の中にあったものが隆起して侵食されてこのような形になったそうな。
さて今回は桜三里から三坂峠を通って岩屋寺まで来たのだがここで時間は12:00を回った。次の日が仕事なので大事をとってもう帰ろうかそれとももうちょい走ろうかすごく悩むところだがそれは次回のお楽しみということでその2はここまで。
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