撮影用ライトおすすめ【Andoer照明レビュー】きれいに写真を撮るならライティングは基本!
公開日:
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最終更新日:2018/06/06
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メルカリやヤフオクなどできれいな写真で載せている人が気になったことないですか?
まぁ当然ライトアップして撮っているわけなのですが、今回その機材としてアマゾンで販売しているAndoerさんからの商品提供を受けましたのでレビューを兼ねて書かせていただきます。
以前にも小物撮影の時に使う照明を自作しましたが、今回はちゃんとした商品です(笑)
撮影機材照明7点セット(Andoer)
内容品はこちら。
- 600~2000㎜三脚…2脚
- 50×70ライトの傘…2個
- 135Wらせん状(渦巻)電球…2本
- デュフューザー…2枚
- 収納バッグ…1個
- 英語の取扱説明書…1枚
(Amazon)Andoer 撮影機材7点セット135W電球
価格や内容品の詳細はAmazonを見ていただくとして、僕からは組み立て方法や実使用でのレビューを紹介します。
照明器具、組み立て
ライトは組み立て式ですが、取扱説明書を見なくてもできます。
三脚の頭に傘を取り付けます。
しかし、ジョイント部分の素材はプラスチックなので、耐久性が不安です。
中央の“受け骨”付きのリングを、電球のソケット部分にはめ込みます。
そうすることで4本の“親骨”が開きます。
折り畳むときはこのリングを外せばOK。
写真でもわかるように、傘の内側はキラキラしたもの、つまり反射素材が張られています。
効率よく、広く発光させられます。
三脚に取り付けているので高さは2mまで伸ばせますが、あまり高いと今度は不安定になるのでほどほどで使っています。
その時は転倒防止のため、脚の向きだけは注意してください。
傘の重さもあってバランス的には手間に倒れてくる形になるので、脚は必ず前方に1本。この向きでぐらぐらせず安定します。
これが逆だと頭の重いほうへ倒れやすくなってしまいます。
E26型の電球(蛍光灯が二つ付属)
あとは渦巻型の螺旋(らせん)蛍光灯を取り付けて完成。らせん状にしているという事は蛍光灯の管の長さを確保しつつコンパクトに電球の形状に収めるため。
色温度は5500ケルビンでいわゆる昼白色タイプですね。
口金はE26型(26㎜)ですので、壊したり切れてもすぐ手に入るのが良いところ。
電気屋さんに普通に売ってますがAmazonでも買えます。どちらでも。
(Amazon)らせん状渦巻蛍光灯(E26型)
蛍光灯なので光り方が淡いです。LEDみたいに直線的な光(集光性)ではないので撮影用ライトとしては蛍光灯がとても有効的です。
ディフューザーを付けて完成
ディフューザーとは“拡散する者”という事で、照明では光を拡散させるための幕のことです。
電球の前面に拡散用の白い幕(素材はポリエステル系)を取り付けます。
マジックテープ4か所なので脱着が早いです。
完全にばらしてバッグにしまえば持ち運びができるので出張先の撮影現場でも使えます。
Andoerの照明の良いところ悪いところ
さて、肝心の使い勝手はどうでしょうか。
ライトの明るさや利便性、ライティングの効果など気になることは山のようにあります。
そこで何点か僕の使用用途の範囲でレビューをまとめてみました。
ディフューザーがついているのがポイント
まず撮影用の照明として一番ありがたいのがディフューザーが付属している点。
以前僕が自作で小物撮影用の照明を作った時は電球にビニール袋をかぶせてました(笑)
まぁこれはこれでいいのですが、LEDと袋ではいかんせん光源が小さくなってしまうのがネックです。
あと光の拡散にむらが出てしまいます。
ポイントは球なのか面なのかというところ。
今回紹介しているライトは、面で拡散させるディフューザーです。
これの良いところと言えば、淡い光源で広く照らすことができ、なおかつ影を柔らかくする効果があります。
ただ、光量は若干弱い感じがします。
スタジオなどと比べるのはナンセンスですが…。
【ディフューザー有り無しの違い】
ちょっとおおざっぱな例ではありますが、ディフューザー無し(左)は光源から直接光が差し込みます。
その影響で影が強く出ます。とくにLEDでは顕著。光源の明るさが強くてもこの現象が起こります。
反対にディフューザー(拡散幕)を付けると全体に光が柔らかく拡散。
反射光(壁や下面から跳ね返った光)なども使って影が優しく弱くなります。
どちらがいいというのはないのですが、一般的に『あ、きれい』と見えるのは右の影が淡くなるほうではないでしょうか。
全体的に淡く撮れるので黒潰れや白飛びが起こりにくく、商品撮影やポートレートなどは当然ライティングを行います。これは撮影の基本ですね。
二個セットなので使い方が増える
今までは片方からの照明、ライティングとレフ板を使って反射光を利用していたのですが、今回の照明器具では2台同時使用なのでかなり広範囲で照らすことができます。
写真のように左右から当てることによって影を極端に消すこともできるので、面白い商品撮影ができます。
小物だけじゃなくギターなどの中程度の大きさのものが撮れるようになりました。
発光面積が広いのでYouTubeの自撮り撮影(ポートレート)でもきれいにライティング出来てとても僕にはありがたいアイテムでした。
こちらはライティングでそのままアップした写真。
本当はこの後いろいろと色調など調整するのですが、それをしなくても十分に商品写真として成り立ちますね。
背景紙でもうワンランク上のクオリティに
撮影テクニックの追加で『背景紙』が欲しいところです。
先ほどのハンディカムの写真はこんな感じで撮りました。
布でもよいのですが若干しわが写るので紙がおすすめ。
僕は使っていない洗濯物干しに洗濯ばさみや樹脂クリップとS時フックで固定しました。
上面からと前方からの2か所からの光源で変な影が優しく消えます。
こうしたスタンドと背景紙があればとてもきれいに撮れるので、できたらライトとセットで揃えておきたいところ。
(Amazon)背景紙&スタンド 商品一覧
傘の角度が45度までが限界
逆に今度は逆に手のひらサイズの商品撮影に使おうと思った時に若干弊害が出ます。
傘の角度調整アジャスターを緩めて向きを調整できるのですが、三脚と傘が当たってしまってどうしても下側は45度(おおよそ)までしか傾けられません。
よって、真上からのライティングは不可能です。
真上からのライティングってほとんど使うことはないので、今は特に不便に感じることはないですが。(光源は斜めから当てた方がきれいに見える。)
照明の有り無し
照明使った方と使わなかったほうでは一目瞭然。やっぱりライディングしたほうが見栄えがいいです。
カメラの補正でどうにでもなりそうですが、影までは補正できません。
その影をコントロールするのがライティングであり、照明を使う理由でもあります。
ちなみに、暗所撮影で使ってみた
部屋を真っ暗にして、Andoerのライト(1灯)で当ててみました。
なんかこれはこれでローキー(Low)な写真が撮れました。
ディフューザーで発光面積が広くなっているのでいいのですが、これが小さいLED電球だとこうはいきません。
エフェクトでノスタルジックな感じの補正をかけたり、カメラのアートモードなどで撮るとまた違った遊びができます。
僕はこういうレトロな感じの写真が好きです。
という事で今回は商品レビュー依頼で提供していただいたライトセット、Andoer照明セットの紹介でした。
(Amazon)Andoer 撮影機材7点セット135W電球
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