暗いバイクのヘッドライト…ワット数の高いハロゲンバルブに交換!レミックス5300Kバルブレビュー
公開日:
:
最終更新日:2015/11/25
CBR125R(画像・整備・カスタム), バイク, バイクウェア・バイクグッズの紹介, 商品購入系 レビュー&インプレ, DIY
こんにちわ、DIY好きのしまです。
今回は前回の『ヘッドライト交換方法』に続きまして、今回はレミックス スパークビームというバルブのレビューです。
ライトを白くしたいと思い、5300ケルビンを選んでみました。
関連記事:CBR125Rヘッドライト交換方法|mysimasima
余談ですが、やっぱりCBR125Rのこのフロントマスクがかっこよくてほれぼれしてしまいます。
“オートバイ”って感じじゃなく、なんかガンダムっぽい?ロボットみたいな感じがカッコいい。
すみません、話がそれました。さっそく見ていきましょう。
5300Kの安物ヘッドライトバルブ
今回買ったのは1200円ほどの安物バルブ。
“超太バルブ”の色味と明るさを紹介します。
こちらはホームセンターDAIKIで買ったヘッドライト、高効率ハロゲンバルブ。
お値段は1200円程度だったと思います。
もう安さで決めました。
後々LEDヘッドライトにしようと思っているのですが、やはり後付けHIDやLEDって光軸が合っていなかったり拡散しすぎたり(その逆も)。
何かと精度が悪いというイメージでなかなか踏ん切りがつきません。
以前Keiワークスにつけていたメイドin中華製のHIDは道路標識を照らすほど上にまで拡散していて使えなかったトラウマがあります。
ハロゲンバルブならそんな心配もありません。
ワット数をあげると明るくなる
光量アップということで、純正が55w/60wのワット数のところを60w/80wのバルブを選択。
140w/180w相当という明るさが特徴。
参考までに、よくある高効率バルブのワット数は100w/110w相当くらいが標準でしょうか?
純正よりバルブ径を太くして光量アップを狙っている商品です。
注意点
ハイワッテージバルブ、特にワット数を上げるとハイロースイッチへの電力が増大され接触不良が起こる可能性もあります。
純正のワット数(CBR125Rなら55/60w)を守る方が無難です。(僕は4か月で接触不良が起こりました)
超太バルブを選んだ理由
車はヘッドライトが二つ付いていて光量も相当明るい。
ですが、このCBR125Rは1灯式なので必然的に暗くなりがち。
高効率バルブといっても所詮、電球自体のワット数を上げないと明るくならないしそんなに変わらないもの。
という事で、明るさ(ワット数)重視で選んでみました。
超太バルブの太さ具合と色味
一回り太くなっております。
ガス封入の圧力を上げているとかなんとか…
あと、フィラメントの配線も写真ではわからないくらいもう極々微量なレベルで太くなっておりました。
そのため純正より明るく光量を上げることができるのでしょう。
しかしハイワッテージバルブなのでバッテリーや純正カプラーやヘッドライトカバーの樹脂にどの程度影響があるのか多少不安にはなっております。
5300ケルビンという事で電球が相当真っ青に塗りたくられています。
これだけ青が強いと光量も比例して下がっちゃうんじゃないの?…
ヘッドライト交換後レビュー(明るさ、映り込み、ライトの色(昼/夜)
リフレクターへの映り込み
うーん、正面からの映り込みはやっぱり真っ青になってしまいますね…。
これは良くも悪くもバルブを変えてますよ感がモロに出ます。
ミラーコートバルブならもう少しマシなのでしょう。
昼間点灯
正面から見るとこんな感じ。
まさに『白い』って感じで非常に見た目はきれいな感じです。
白いボディとのバランスもよくスーパースポーツのイメージによく似合ってます。
ハロゲンバルブなら安心
ロービームはきちんと遮光(カット)があるので対向車はまぶしくはないのです。
これが安物社外HIDなどを入れるとカットを無視して全方向に照射してしまい対向車に大迷惑がかかります。
ヘッドライトはハロゲンバルブを基準にリフレクターを調整してありますのでやはりハロゲンバルブの方が相性が良いかと思われます。
純正が一番という事ですね。
よく見ると真っ白というよりは若干クリーム色が混ざっているという感じ。
ポジションランプの色と比べればよくわかりますね。(ちなみにポジションは9000K)
夜間点灯
ポジションランプのLEDとヘッドライトの白が違和感なく合っています。
純正の黄淡色ではさすがにポジションとの色味が違いすぎますのでビジュアル的にNG。
見た目でこれ以上青白くするのも問題がありますのでこれぐらいが限度でしょうか?
ななめからのビュー。
なんかやっぱり真っ白という感じではなく淡い感じです。ハロゲンバルブなら8000Kくらい色温度を高くしないと青白く光らないのかな?
車検非対応の違法性を感じるくらい青いってのも問題ありますけどね。
純正バルブとレミックス光軸比較
さて気になる照射光の比較を見ていきましょう。
※壁に当てたりいろんな場所でやればよかったのですが今回は撮影ポイントを限りなく一定する事に重点を置きましたので撮影場所は一か所のみです。
ロービーム(焦点距離18mm)
ロービームの比較画像。(ほぼ見た目のホワイトバランスでの撮影)
やはり最近のバイクって感じですね。純正はきっちり遮光(カット)が入っていて対向車にも配慮した光源となっています。
5300Kのバルブは、明るさは青い割には純正とほぼ変わらない?という感じ。
当然遮光もきっちり出ております。
あと商品パッケージに『ロービームが明るい!』などと書いていましたが、悪くはない感じ。
常用するロービームが明るいと非常に助かります。
ハイビーム(焦点距離18mm)
ハイビームの明るさは、多少純正の方が明るく感じる?のは気のせいでしょうか?
どうでしょう、ホワイトなシャープな光を望んでいたのでこれはこれでアリかな?
青色バルブのため若干緑っぽくなっておりますね。
1灯式のバイクの場合、H4バルブはHi/Lo切り替え式のためハイビームにすると手前が暗くなります。
この点は2灯式のバイクの方に分がありますね。
※2灯式のロービームは片目ですが、ハイビーム時はLoとHiのダブルで照らすので明るい!
焦点距離50mm撮影
デジカメの焦点距離50mmとは人間の見た目にわりと近い画角です。
ロービーム
こちらは50mmロービーム。
やはり色温度が上がり白~青白に近づくにつれて黒いアスファルトや柱に光の色が吸収されて見えにくくなります。
見やすさだけでいうなら純正色に近い方が良いのでしょうね。
ハイビーム
下側の画像は50mmで撮ったハイビーム。
実際の色も明るさもだいたいこんな感じに照射されています。
やはり安物バルブの性能ってこんなものなのでしょうかね?
今回のレミックス スパークビームと名乗るバルブはハイワッテージバルブなので明るさ的には純正とほぼ変わらないくらいは保てました。
※基本的にケルビン数を上げるとハロゲンは暗くなる方向。
まとめ
はい、まとめでございます。
今回は安物ハロゲンバルブでイメージチェンジしてみたのですが、やはり値段相応という部分は否めませんね。
1200円程度で純正より白くしたいという見た目で割り切って交換するなら大いにありかなと思います。
実際にハイワッテージバルブのため純正に比べて光量はさほど変わらない結果になりました。
そのため見にくいという事はなく、かと言って特別見やすいという事もなく日頃の見た目に近いバルブでした。
純正でハロゲンバルブが付いているバイクはハロゲンバルブに合わせて調整されているので下手にHIDやLEDヘッドライトに交換するより高効率ハロゲンバルブの方が見やすかったりバランスが良かったりします。
結局純正に近い色温度に行き着くことが多いです。
→(楽天)高効率ハロゲンバルブ H4 商品一覧
→(Amazon)高効率H4ハロゲンバルブ 商品一覧
一応ハロゲンバルブの商品一覧を探してみたのですが、たくさんありすぎて迷います。
最近は面白いハロゲンバルブが多いのですね。
…また違うバルブに換えてしまいそう。
レミックス スパークビームの交換レビューでした!
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