【BTマルチインターフォンの性能】通信可能距離と音質がすごい!ツーリング時に検証してみたぞ
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前回、安いインカム購入という事で【BTマルチインターフォン】を紹介しましたが、ツーリング時においての通信性能はレビューが出来ていませんでした。
そこで小豆島ツーリング時に使ってみてどう感じたのか、詳しくレビュー&評価で商品紹介したいと思います。
関連記事:【BTマルチインターフォンの使い方】安いバイク用インカムのレビュー|mysimasima
関連記事:BTマルチインターフォンの取り付け方!2種類のヘルメットで解説!|mysimasima
BTマルチインターフォンとは

“安いバイク用インカム”の代表的な商品で、コストパフォーマンスに優れたとてもお財布に優しいツーリンググッズ。
Bluetooth(ブルートゥース)で通信ができるのでスマホからの音楽を聴いたり電話に出たりと便利なもの。
このBTマルチインターフォンは楽天での人気ランキングで上位に来ることから、やっぱりみんな安いものが気になっているということなのでしょうか。
そこで一番肝心なのはツーリングでの通信機能ですよね!
もちろん会話できるのは当たり前なのですがどの程度の性能なのか使ってみないとわからないのも事実。
安いインカムでどこまでツーリング時に影響を及ぼすのか、どこまで使えるのか検証してみました。
→(楽天)BT マルチインターフォン商品一覧
BTマルチインターフォンの通信性能
通信性能とでも言いましょうか。一番重要であるインカムでの会話聞き取りやすさなどをレビューします。
- 障害物があると通話距離が短くなる
- 電波状況に左右される
- 声は聞きやすい
- タイムラグがない
- 生活防水がいい
- バッテリーの持ちは充分
ツーリング時での使い勝手では問題になるレベルではないです。
声も聞き取りやすいし走行風に負けることもなくノイズも少ない。
ただ、良質な通信状況での会話に限ります。
障害物があると通信距離が短くなる

家や岩肌、コンクリート、トラックなどの障害物があると通信距離に制限が出てきます。
- 最大通信可能距離:約800m(障害物あり)
- ストレスなく会話できる距離:約400m(障害物あり)
- ※見通しの良い場所での通信:約1000m
僕が買った「BTマルチインターフォン」の通信距離は最大1000mという謳い文句でした。
しかし、実際のリアルな環境での使用では約400m地点を越えたあたりから徐々にノイズが増え少しづつ会話が途切れるようになってきます。
そして約800m地点で会話ができなくなりました。
※直線的に障害物がない状況では、“通信だけ”ならパッケージ通りの約1000mは可能です。(ノイジーで会話なんてできませんが)
参考記事:ワイヤレス通信を妨げる要因について
声が聞き取りやすい

ノイズがない場合は非常に聞き取りやすい音質で、こもりもなくツーリングでの楽しみが増えるというもの。
特にフルフェイスでは風切音が直接耳に入ってこないため部屋で電話をしているような感じ。
安物だからそこまで期待はしていなかったのですがものすごくクリーンな音質でボリューム的にも問題なし。
防水性能が意外にすごい

生活防水となっていますので多少の雨なら大丈夫でしょう。という謳い文句だったのですが中国製という事で非常に不安視していました。
ツーリング中にヘルメットを川に落としてしまうという事例が発生!
そんなハードなシチュエーションにも関わらず問題なく使えたので防水の検証ができました。
多少の雨なら間違いなく使えるでしょう。
帰ったら乾燥させることを強くオススメします。(基盤が錆びると終わりなため)
バッテリーの持ちは充分

小豆島ツーリングに出かけた際に使ってみたのですが、朝7:00から20:00までの使用ではまったく電池が切れることはなく、その後通勤で使っても電池が切れる気配がありません。
ツーリング中はずっと電源を入れっぱなしというわけではなく、到着するたびにこまめに電源を切っていました。
そういう風に『休憩中は電源を切る』という使い方であれば丸一日は余裕で電池が持つことになります。
携帯やスマホの電池寿命が縮まることと同じで、果たしてどれだけの寿命があるのかは定かではありません。
それでも特に気にすることでもないかと思われます。
電波状況に左右される
走行中トラックの無線か何らかの障害があった場合にスピーカーから大きなノイズ音や声が聞き取りにくい状況がたまにありました。
二台ともにこのようなトラブルが起きたのではなく、片側のみでノイズが発生。
それが配線の取り付けか周波数の物なのかは不明ですが、走っている場所によって聞き取りやすさに差が出ていました。
走っている場所、地域などにも影響するかもしれません。
小豆島の一部では音質が悪いのに高松の街中では非常に良好でした。
タイムラグがない
電話なら同時に話してしまって会話の意味が伝わらない時って結構ありますよね。
このBluetoothはほとんどタイムラグがないのです。
タイムラグがないのはとてもいいことで、「あそこ曲がります」とか「停まります」など臨時の報告をはじめ、きれいな景色などを共有できるのがいい。
同時に話がかぶっても問題なく聞こえてとてもスムーズに話ができます。
インカムまとめ

今回買ったBTマルチインターフォンは中国製で安いのにもかかわらず、品質に関しては何ら問題がないものと考えることができました。
特に音質は電話するよりも高音質なので、さすがBluetoothだなといった感じ。
配線の取り回しだけ注意すれば普通にツーリングで使えて活躍できるアイテムかなと思います。

防水に関しても予想もしない川へのヘルメット転落があったとしても使えることは非常に心強い。
ツーリング中に雨に見舞われることも多いと思いますが別に気にしなくていいのです。
何度も言いますが、一番の不安な要素は『耐久性・寿命』です。
防水性能や電池寿命など、どこまで長く使えるかに関していえば正直期待はできないかなと思います。
ツーリング時にリアルタイムで会話ができるのはいいことですが、きれいな景色などつい“わき見”をしてしまい事故にならないよう十分に注意をしてください。
以上、BTマルチインターフォンの音質レビューでした!
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