シフトレバーのショート化へ。自作ショートシフター加工でクイックなシフトチェンジが可能に!動画有り。
こんにちわ~~
今日は車(H18式Keiworks)のシフトレバーをショートシフトに加工してみようっていうお話です。
市販品が車種適合であればそれを買ったらいいのですが
なかなかすべてのクルマに対応していることも少なく。。。
逆に市販品だと無難な範囲での変化なので高いお金を払ってつけてみたものの
あんまり変わらないっていうことも多いのではないでしょうか?
keiworksのクイックシフト動画
~simasima目次~
ショートストロークの仕組み
シフトレバーはテコの原理で動いております。
取り付けを支点とするなら上側が力点、下側が作用点。
この上と下のレバーの長さ、レバー比を変えてやると動かす距離も変わってくるということです。
イラストの緑のラインの長さが違うのがわかりますでしょうか?
上側を短くし、下側を伸ばせばクイックになります。(そのぶん力はより必要になる)
ショートシフト加工
上側切断
これが純正。まず簡単な上側を短く切断するところから。 丸鋸という機械でやりましたが、グラインダーや電動ノコでもOKです。
切断しました。ものの数秒ですw
削る
次はシフトノブ取り付けするために14mm→12mmまで削っているところです。
タップでネジ切り
僕はサイズがなかったのでピッチ1.5で
行ってますが、本来は1.25の方が良いかも・・・
とりあえず上側は100mmでも50mmでも何センチ切るかはお任せしますw
レバー下側加工
難易度的には上側切断の3倍くらいめんどくさいです・。・
用意するもの
ホームセンターで暑さ3mmのステー(L字のやつかな?)を写真のように切断、穴あけ加工します。これを二枚つくります。
溶接取り付け
シフトには下側に二本ワイヤー(ロッド)が来ているのですが、それにつなぐレバーへ溶接で取り付けます。
ちょうど写真のような感じになります。
ロッド取り付けステーの自作
下に伸びる分、ワイヤーに無理がかかるので下側に新しく取付ブラケット?土台?を作って溶接取り付けすることに。
これの制作に時間がかかってしまいました。
取り付け
取り付けは30mm長ナットを使って、シフト自体を上にあげてます。(じゃないと床に当たって固定できません)
ロッドの取り付け部分は脱落防止のため20mmボルトとロックナットを使用。ステーには6mm円柱型スペーサーをはめ込んでます。
これでスムーズに干渉なく作ることができました。
最終取り付け画像
シートが下がっているのでものすごく扱いやすい長さになり
クイックなシフトチェンジが可能になりました。動画でもすごく短いのがわかります。
フィーリングは少し固めでガコって感じで入ります。
思い切り荒い運転する方には向いてないかなとも言えますね。
※ついでにシフトブーツも自作です。
市販品の対応車種にない、変化量に不満、などDIYが出来る方はやってみるのもいいかもしれません。
※あくまでも自己責任でお願いします!
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