教習所は免許を取らせるための施設だった?一発試験と何が違うのか。転職、入社してすぐ思ったこと
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比較・検証系(雑学系)
こんにちわ、紫摩です。某教習所に入社して思ったことを書いていきます。
今回は安全運転についての認識と自分が今までどうだったか、周りの運転の事などを書いていきます。
教習所は免許証を買う施設と言うのは本当か?
まずは免許取得について。
そのあとに実際に入社してどう感じたかと言う感想を述べます。
『教習所で免許を買うな、一発試験で受かってこそ本当の免許だ!』
こういう言葉を聞いた人もいるかと思います。
この話は、1975年~1994年まで、バイクの免許制度に大型と中型に分かれて、教習所では大型の免許を取らせないよという法律ができたことがきっかけです。
当時の人は合格率1%の難関を潜り抜けてきた猛者で、免許を取得すれば周りから一目置かれる存在になれたとかなんとか。
ただこれって疑問があります。
一発試験を受かれば本当に安全運転できてるのか?というもの。
※当時の事を知らないので、ネット知識で話します。ご了承ください。
1%の合格率を受かる=安全運転者ではない
免許の法律は時代の流れでちょっとずつ改正されていますが、おおもとの基礎は変わっていません。
(今でも一発試験の合格率は5%ほどらしい。)
合格率の低さは単に勉強をしていないから、です。
指定教習所は公安委員会の指定を受けた施設であり、法に基づく効果のもとに運営しています。
指定教習所で卒業検定に合格すれば、免許センター(試験場)での運転審査が免除されるというシステムです。
要は、教習所も試験場での一発試験の要領で審査をしますので、教習所が緩い、一発試験が厳しいというのは大きな誤解です。
そりゃそうですよね、教習所で「君は特別に合格に…」なんて甘く採点していればその検定員はもちろんのこと、教習所も公安委員会から潰されますので。
よって、運転試験の合格基準はどちらも同じなのです。(第一種免許の合格基準は70%(点)以上)
試験の勉強、運転練習しているかどうかが大きな違い
主に第一種免許取得の条件は以下の通り。
- 学科試験…90%以上で合格
- 運転試験…70%以上で合格
学科は運転の方法に関する教則から出題され、運転試験は減点採点方式です。
頑張っても加点されません。
逆に“落とし穴の場所”を知っていればオッケーなのです。
ポイントをしっかり抑えて勉強すれば誰でも受かります。
しかし何で減点されるか、どこに注意すべきか、大事なことな何なのか知らなければ受かるものも受かりません。
安全運転大会もそのあたりの知識があるか無いかで上位に入れるか否かが決まるのです。
実際自分も先輩社員に指導されながら矯正していってます。
確かに独学で「俺は安全運転だ!」と思っていましたが、全然自己流のままでした。
ちゃんと毎日道路交通法を勉強して、それに応じた運転を正確に行うだけで、ほぼほぼ合格点までは行けそうです。(指導員審査は85%)
(左折の場合はここまで寄せるとか、交差点はどういう確認が必要とか、急な下り坂は徐行とか、踏切は窓を開けるとかいろいろ…)
試験場で練習できない環境
昔は試験場でお金を払えば試験車両で好きなだけ練習させてくれていたのに、今ではそれもやってないというところも増えてきてるそう。
実際、私の県でも二輪は自家用のみで前後にバンパーを付けていなければならないとか、四輪でも練習条件が厳しかったりします。
その練習や学科の勉強などを自己流でやって、不合格のあとに自分一人で反省するだけでは無謀。
しかも試験車両に乗るのは本番のみって、そりゃ合格率1%ですよ。
受かるために自分磨きで安全意識が高まると言われればその通りかもしれませんが。
ただし、教習所に通ったとしても免許取ればこっちのモン的な考えの人は、のちに事故を起こす可能性が高いそうです。(事故多発者の存在と言う話もしていきたいと思います。)
受かりにくいのは警察が落とす採点(かなり厳しめ)をしているからという意見もありますが、きちんと法にのっとった採点なのであまり大きく違いはないと思われます。
まとめ
『教習所はお金を払って免許を買う施設だ』と言うのは色々大事な所が抜けています。
指定教習所って実は免許取得だけが目的なのではなく、公道に出た際にも安全な運転者になるために活かせる教育やプロドライバーの安全講習などを兼ねているすごい会社なんです。
それ相応の金額はしますが、しっかりと安全運転者を排出するために日々頑張ってます。
私もその一員なるために今猛勉強中です。
数か月入社するだけでも相当安全意識が向上しましたね。
運転が独学になってしまい、大事なことをかなり忘れていました。
今回は、教習所は免許を買う施設なのかと言うお話をしてきました。
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