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VTR【ハイパープロのスプリングを付けてみて】リアサスセッティング偏

公開日: : 最終更新日:2020/06/21 VTR250(整備・カスタム), バイク, 商品購入系 レビュー&インプレ

ハイパープロ リア スプリング
こんにちわ、紫摩(しま)です。

以前からVTRのサスセッティング沼(一人勝手に沼)でいろいろと試してはダメで、しっくりこないどころかバイクの動きが変で跳ねるし曲がらないし、最悪な車両になっていました。

今回もまた沼から出るために手を出した商品が『ハイパープロ リアスプリング』です。
ジムカーナをやっている人の中にはこのバネの無段階レートを嫌う人もいます。

そこで今回、天邪鬼な紫摩がオーダーしてハイパープロの前後バネ交換のレビューを紹介します。

※僕個人的な感想とフィーリングを紹介しますので、完全な正解やセオリーを求める方は参考にならないと思います。

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ハイパープロのスプリングの特徴と今回買ったバネ

spring_model
画像引用元:ACTIVE

ハイパープロ社が独自設計する『コンスタントライジングレート』をもつサスペンションスプリング。
サスペンションの動きに追従してバネレートが常に変化。柔らかすぎず硬すぎない状態を維持し、高負荷のコーナリングや急ブレーキ時も踏ん張る力を併せ持ちます。
ACTIVE

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
CBR600F3(98~)のリアスプリングを購入。

  • 内径:50~60㎜※内径が58㎜ではない所に注意。
  • 自由長:150㎜
  • 初期レート:約12.8キロ
    末期レート:約17.3キロ
  • 品番:22011221

今回はナイトロンのショックと同じ仕様のバネでかつ、丁度いいレートの物がCBR600F用だったので、これをチョイス。

実際は車種専用のサスペンション一式を着けるのがいいのですが、高いので今回はバネのみ。

(楽天)ハイパープロ Rスプリング CBR600F3 98- 《ハイパープロ 22011221》

ハイパープロ VTR250(1998~2012)リアスプリング

  • 内径:56㎜
  • 自由長:205㎜
  • 初期レート:約13.5キロ
    末期レート:約19.7キロ
  • 品番:22015221

ちなみにこちらのバネは純正サス専用でバネの自由長が長くて合わないので今回は却下。

(楽天)VTR250(TYPE-LD不可)98〜12年 リアスプリング ハイパープロ(HYPER PRO)

バネの形状によって動きがかなり違う。

ジムカーナやサーキットではコーナーリングに命を懸けています。
動きを決めるのは減衰調整だと思いがちですが、実はスプリングが基準になります。

【シングルレート】

spring_24

メリットレートが一定で終始動きも分かりやすい。
狙った走りが決まっていればセッティングを合わせやすい。
デメリット荷重の変化が大きい状況では、どこに重きを置くかでセッティングが合わせにくい。

サーキットで路面や荷重が安定している場面ではバネの反発が一定なので最強。

【2ステップ(1ステップ)レート】

spring_30

メリットシングルレートの弱い荷重の時のデメリットを解消。
デメリット弱い荷重時にふわついたり強い荷重で突っ張ったりする。

乗り心地と踏ん張りを兼ね備えたバネ。VTRのノーマルフロントフォークもこれ。
沈み込み途中から急にレートが高くなったような気がするフィーリング。

【プログレッシブレート】

spring_19

メリットレートが無段階なのである程度どの荷重にも追従できる。
最大荷重でも踏んばる。
デメリットストローク量が短い。
プリロードの変化が大きい。
全体的に反発が強め。
セッティングが出しにくい。

不等間隔で、沈み込むほどレートが高くなるバネ。
ノーマルで採用している車種もあるとかないとか。(あまり詳しくない)

路面追従性がいいので雨でも滑りにくいという事になりそうです。

セッティングや走らせ方が決まらないといいパーツも台無し

VTR250 リアサス ナイトロン
たまに『カスタムしてライダーに合わせるんだよ!』と聞きますが、パーツでライテクを補うという行為が逆効果で“沼”になります。

うまい人はさておき僕みたいな初級~中級レベルの人は走り方や荷重のかけ方が一定ではない(安定しない)ので、いつまでたってもセッティングなんて決まりません。
そして変えるのは自分ではなくセッティングやパーツ、、、

結局パーツに合わせて走り方を変えてしまうためにライディング技術もそこで停滞して沼になってしまいます。

純正からいじったものは仕方ないので、まずは車体全体のバランスを取ることが大前提だなと感じました。

前後ハイパープロスプリングを入れてみる

リアスプリング バイク ハイパープロ
今まで「あれダメ、これダメ」なんて洗脳されて、いろいろ試すことをためらっていました。

レートが変化するバネはセッティングが出しにくい?本当でしょうか。

結論から言うと、ばっちりセッティングを決めるのは難しい感じです。
ただ、逆に言えばセッティングを深く考えなくてもよいバネかもしれません。

  • 突き上げ感がほぼ無い。
  • 適当に走っても接地感がある。
  • 弱い荷重でもしっかりレートが立ち上がって踏ん張り感がある。(プリロードを抜くだけとは感じ方が違う。)
  • セッティングはサグ出しだけ。

※今回は手持ちのショックに流用できるバネのみ注文。

ハイパープロは荷重の変化に追従する

ハイパープロ スプリング リアサス
このバネ、単純に考えれば荷重の強弱に応じて沈み込みや反発が変化してくれるので、常に同じような仕事をするという事。

例えば弱い荷重の時は低いレートで突っ張らずしなやかに動かす。強い荷重が加わるとスッと沈んでレートが跳ね上がってグッと踏ん張る。
僕が狙っていた動きはまさにこれでした。

ジムカーナは高速域があったり低速での切り返しなど、サーキットよりも荷重変化のテンポが速いです。

ちょっと跳ねが強いかな?と感じますが、それをフォークオイル粘度を上げるなどの減衰力で抑えてはダメ。
むしろふわつく原因はブレーキングや体重移動などライテクの方を疑うべき。

プリロードで誤魔化さなくていい

ハイパープロ プリロード
プリロードとは“サグ出し”と言って、基本的に乗車時での高さを決めるもの
座った状態で予め1/3~1/4ぐらい沈ませてサスの縮みしろや伸びしろを確保する作業。
(体重が重ければ締めて、軽ければ緩めます。)

よく、サスの固さをプリロードをいじって解決しようとする時に陥りやすい失敗例を挙げましょう。

高レートのバネでプリロードを抜いて柔らかく・・・

硬いバネで低速時の動きを確保しようとプリロードを抜きすぎると低速時は常に後ろ下がりになってしまいアンダー方向になって小旋回がやりにくくなります。

1G’以下(滑ったり切り返しで伸びた時)での追従性が上がりスリップしにくくなりますが、その間は荷重はかからないのでふわふわ。

それを減衰調整で落ち着かせると最悪。
曲がらないバイクになります。

後ろの車高を上げてバランスを取ってしまうと減速時に後ろが伸びて前につんのめった感じになり、急にハンドルが切れ込んだりリアが滑ったりします。

低レートのバネでプリロードを締めて固く・・・

柔らかいバネは低速でも動きが分かりやすいのですが、高速時に沈み込みすぎる傾向にあります。

そのため予めプリロードを締めてストローク量を確保しようとすると、低速でギクシャクしたり、ふわふわしないがポンポン跳ねます。

スラロームや切り返しなどで強い負荷が急にかかると荷重が抜けたように一気に沈んでタイヤが一瞬滑りやすいです。
高速時には負荷が強まって常に後ろ下がりになってアクセルを開けるとハンドルが戻ろうとします。

なので、プリロードや減衰調整でサスの“固さ”を狙うのは間違いで失敗です。

内径が違うと取り付けできない

スプリング 内径 リアサス ハイパープロ
ハイパープロスプリングを取り扱っているACTIVEの方へ問い合わせた時に「内径は58㎜」と表記していたので、これはポン付けできると期待していました。

でも実際届いたものは内径50㎜と、反対側が内径60㎜。
写真左側の金色のプリロードアジャスター(58㎜用)には組み込めず困っていました。

※車種専用バネで、純正サスペンションに取り付けるのを前提。

ナイトロンの方へ問い合わせると、「49㎜用のプリロードアジャスターを販売しています。」という事だったので、そちらで何とか組み付けることができました。

リアスプリングのみを購入する場合は58㎜と表記されていても一度メーカーに確認をしたほうがいいと思います。

関連ページ:ハイパープロ フォークスプリング交換|Mysimasima

まとめ

spring_11
ウソだと思うでしょうが、このグラフがそのままの僕のフィーリングにとても近いです。
沈み込みが強くなると最後で『グン』という反力が伝わってくるので接地感が分かりやすい。

【YouTube インプレ動画】

セッティングにこだわらなくても走れるという点で言えば純正っぽいです。

ただ、完璧なものは無くてこれがジムカーナやサーキットの競技で使えるかと言えば疑問です。

一つ言えるのはツーリングにおいては快適になるのでメリットかなと思われます。

(楽天)ハイパープロ VTR250 商品一覧
(楽天)ハイパープロ Rスプリング CBR600F3 98- 《ハイパープロ 22011221》

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