【30代後半で転職はアリかナシか】異業種でうまくいく人、失敗する人の7つの特徴!やはりオススメはできない理由がこれ
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メンタル相談
こんにちは、紫摩です。
30代後半(現37歳)で郵便局を退職いたしまして、次は自動車学校へと転職する運びとなりました。
今、転職しようか悩んでいる方、今の職場でそのまま人生を全うしようか悩んでいる方に向けてのお話です。
題して「30歳代後半での転職はアリかナシか」です。
30代後半での転職はアリかナシか
よくいろんな転職エージェントやYouTuberが「今は転職時代だ、転職、転職!」と声を揃えて40代超えてでも転職することを勧めていますよね。
それは本当なのだろうか?疑問に思ったことはないですか?
結論を言うと『人による』です。
何だい、結局そうなのか、と。
これはどういう意味かと言うと、大手を振って「ぜひ転職した方がいいぞ」とは言えないという事です。
転職が失敗しないために、個人的な主観+実体験をもとに書いていきます。
主に7つの条件をクリアできるなら転職を考えてほしいです。
- 将来の目標設定が明確
- 今まで指導され慣れしている
- 年収が一番ではない
- 汎用スキルが豊富
- コミュニケーションが得意
- 興味関心、行動力がある
- 体力、忍耐力がある
スキルがないとマジで詰む
ここで言うスキルとは何かというと、即戦力or汎用性のことです。
いろんな肩書や資格、経歴、実践等々あるとは思いますし、過去の経験は役に立つことは多いです。
ただ、30代後半の人は、転職先で即実行できるスキルがないとほぼ使いモンになりません。
しかし異業種転職の場合は当然ながら即実行できるスキルなんてないですよね。
次の会社で使えない必要のないスキルを持っていても無意味です。
そこで即戦力がダメなら、汎用スキルが豊富な人なら大丈夫かなと思います。
例えば忍耐力とか行動力とか前向きに興味関心がある人、とか。
古風なスタイルですが、こういう事がないと転職してもしんどすぎて続かないのかなと感じてます。
特にコミュニケーション能力が低い人と高い人とでは雲泥の差ではないでしょうか。
人に合わせて会話を変化させる、自分から声をかける、褒める、教わる、助ける。など。
逆に現場で黙々と作業をしていたような専門スキルしかない人はちょっと厳しいのではないでしょうか。
極々々まれに得意とする能力が便利になる場面もたまにありますが、ほぼないものと思って結構です。
年齢が高い=仕事ができないとやばい?
最近は成果主義と言う思想が増えてきました。
20代の若手なら、少々の失敗は甘く許してもらえます。
- 20代の若手社員なら仕事ができなくて当然
- 20代ならまだ先が長いので余裕がある
- 20代ならゆっくりしていて大丈夫
これが30代になると、職場に成果をもたらせられない人は周りの目が急に厳しくなります。
- 30代は甘いこと言ってられない
- 30代は家庭も持っているから
- 30代は管理職の立ち位置
- 人生経験も豊富だから…
- あー30代ですか…
30代後半というと『管理職』という人が多いと思いますが、そこで新入社員と言うとかなり無能なイメージを持たれます。
失敗が続けば、第一印象は『歳だけ取った仕事のできない人』としか見られません。
そして仕事を振っても「無理です」や「自信がないです」などと言った消極的な人であればかなり厳しい目にさらされます。
私が20代のころはもっと期待されていましたが、30代後半になると、仕事ができて当たり前と言う感じ。
「そのくらいもう自分で考えられる歳だよね?」というニュアンスが隠れています。
これはマジで怖くて、失敗を起こすと大バッシングにつながります。
素直な気持ちが減ってくる
歳をとると素直な気持ちはなくなってきます。
理由が二つあります。
ひとつはプライドが高くなり、年下の上司や先輩のアドバイスや言うことを素直に聞けなくなるということが一点。
もう一つはいろんな経験をしているが故に、石橋を叩いて渡る傾向が強くなります。
これはやばいよね、これは抑えておいた方が無難だよねと、人生経験が多くなればなるほど控えめになってしまいます。
これが仇となり、『中年以降の年齢の人は熱意があってもチャレンジしない』と言われたりもします。
年収は確実に下がる
30代後半で異業種に転職するとのネックにんなる部分が、手取りの給料が下がるという事です。
当然ゼロからのスタートなので、ほぼ20代新入社員と同じ最低賃金で働くことになります。
恐らく手取り15万程度。
そして家族がいる場合は養っていけなくなります。
20代では特に背負うものがなかったり実家暮らしだったりと、まだ生活しやすいですが、30代後半にもなると持ち家などいろいろとお金がかかります。
年収アップを期待しての転職を考えている人が一番つらい部分がここでしょう。
年下上司、年下が多い職場になれるかどうか
そして最後に一番気になるのが、年下上司ではないでしょうか。
これはどっちも気を遣う状況です。
年上部下の指導でほとんど気を遣わない人もいれば、あまり積極的には来られない人もいる。
逆に30代後半のあなたならどうですか?
若手の指導に耐えられますか?
今までが年上ばかりで、怒られ続けてきた人にとってはあまり気にならないかもしれませんが、前社などで部下が多い人だと、これから自分が新入社員として働くということはかなりストレスかもしれません。
年下に「お前しっかりせな、それではあかんで。」と言われてカチンとくるか来ないか。
30代後半でも転職で失敗しない人の特徴まとめ
- 将来の目標設定が明確
(特にこの先は決まっていない) - 今まで指摘され慣れている
(上に立つことが多かった) - 年収が一番ではない
(給料アップを期待) - 汎用スキルが豊富
(専門スキルしかない) - コミュニケーションが得意
(人と話すのが苦手) - 興味関心、行動力がある
(指示待ち) - 体力、忍耐力がある
(あまり動きたくない)
この7つの条件が全てクリアできない人、もしくはこの反対(青枠)が当てはまってしまうならば、30代後半での異業種転職はかなり厳しく、ストレスのたまるものだと思われます。
令和の転職時代、成果主義で誰でも活躍できる世の中だからというのもわかるのですが、人によってはリスクが高すぎます。
逆にこの中のコミュニケーション能力だけでも高ければ、かなりうまくいく可能性が高いです。
その点を考慮しつつ、転職を考えていかなければならないかと思います。
私はこの記事を書いている時点ではまだはっきりとは答えることができませんが、異業種に転職して正解だったと自分では思っております。
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