YouTube自撮りにミニ三脚『マンフロットPIXI』がおすすめ!一眼レフも載せられる高強度&高耐久なすごいやつ
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みなさん卓上ミニ三脚って何を使ってますか?
僕は今まで100均かどこかわからないちょっとショボい三脚を使っていて、それでも出先などで結構重宝していたのですが、脚の安定性がとにかく無いのでまた買いなおした経緯があります。
そこで今回オススメで紹介するのが、マンフロットの『PIXI』です。
一眼レフ、ミラーレス、コンデジ、ビデオカメラ、それぞれに装着してみたので違いを比べてみてください。
マンフロット PIXI(ピクシー)
小さい卓上三脚って何に使うのかといえば、その名の通り卓上で使います。
主に小物撮影やYouTube用の自撮りですが、携帯性に優れているので旅行用としても使っています。
→(楽天)マンフロット PIXI
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三脚の足を開いて据えると雲台の位置でちょうど130㎜の高さになります。
各部の特徴とカメラ4種でどんな感じになるのかそれぞれ見ていきましょう。
まずは卓上での使い方から。
三脚の雲台と取り付け部分
一番重要な土台部分。
見えている円盤状の土台はネジではなく単なる土台。
固定なので直接三脚をねじって取り付けします。
ちなみにこの雲台の土台自体はアルミ製で耐久性と強度があります。
→(Amazon)PIXI EVO
この次のモデルPIXI EVOは雲台のネジだけ単体で回せるのですが、「数回の使用で壊れた」と、かなり脆いというレビューが多数。
やはりネジの取り付け部分は強度優先で考えたいところ。
土台固定タイプでも問題は感じませんでした。
三脚の脚の違い
まずこのアルミ製(おそらく鋳造だと思うが)の脚は角度や長さはこそ固定なのですが、その反面極太で垂直方向からの荷重に対してびくともしません。
根元がこれだけ太かったらそれも頷けますね。
脚底のグリップ部分は良く考えられていて、左の安物三脚はただの筒ですがマンフロットPIXIは斜めにカットされて下に滑り止めの軟質ゴムが貼り付けられています。
これが一眼レフを載せてもブレない安定性の理由です。
脚が勝手に閉じたりずれたり動いたりすることがほぼほぼ無いのでこれはかなりのおすすめポイントです。
雲台の仕組み
採用されている自由雲台の固定は横についている赤いボタン(レリーズボタン)を押せばフリーになり、離せばロックされます。
このボタンは若干固いのですがその分ロック力が強いのと、ボールに横溝が切られているのもあってちょっとやそっとじゃブレません。
そして傾きの角度が写真の位置で限界です。
カメラを真横(縦構図)にはできないので、使い道としては限られてきます。機能性は乏しいです。
そもそも小型三脚にそこまで多機能を求めたところで使わないので、このシンプルさはいい。
3種類カメラ載せてみた
肝心なのは実使用での積載耐荷重でしょう。
この小さい三脚がコンデジ専用なのか一眼レフも大丈夫なのか気になったので、手持ちのカメラで試してみました。
コンデジ(Nikon1 J5)を載せてみた
当たり前すぎて載せる意味がないくらい小さいタイプのカメラとの相性はばっちりですね。
Nikon1 J5は“ミラーレス一眼”ですが、コンパクトカメラ並みに小さくて軽いので何ら問題なし。
三脚の脚の向きや方向なんて気にしなくていい。
【Nikon1 J5】
本体電池含む(281g)+レンズ(85g)→316g
ビデオカメラ(ハンディカム)を載せてみた
コンデジ並みに軽いソニーのハンディカム(CX430V)を載せて、主にこれで自撮り用に使っています。
三脚穴が前すぎてバランスが悪いのでカメラの調整に少々コツを要します。
本体自体は軽いのですが、バッテリーを取り付けた後ろ側に垂れ下がってきます。
カメラが悪いのか安物三脚が悪いのか…
【HD-430V】
本体電池含まず→320g
ミラーレス(OM-D E-M10)を載せてみた
ミドルクラスミラーレスでも全く問題なしのPIXI。
まだこの手の重さなら余裕で、ふらふらすることなくしっかり据えることができます。
ボールのギザギザ(横溝)が角度の固定に一役買っています。
この安物三脚の限界はこのミラーレスまで。
ただ単に載せるだけなら載りますが、雲台の固定は頼りなく感じてきます。
【OM-D E-M10Mark3】
本体電池含む(410g)+レンズ(93g)→503g
一眼レフ(D5300)を載せてみた
レンズは18-140㎜でここらあたりのサイズになると若干安定性が怪しくなってきます。
前に傾きやすいので三脚の脚を▲方向(レンズ側)にすればOK。
雲台のロック自体は頑丈なので傾くことなく意外としっかりしています。
現実的にいくならばこのD5300クラスの一眼レフまで、という感じでしょうか。かなりの重量物まで耐えてくれます。
安物三脚ではカメラの自重で垂れ下がってきて、いくら強く締めても無理でした。
昔、通常の三脚を持っていなかった頃、夜景撮影でこれを使うと勝手にずれてイライラしながら撮っていた思い出があります(笑)
【D5300】
本体電池含む(530g)+レンズ(490g)→1020g
歩き撮りの使い道
PIXIのもう一つの使い方、それは折り畳んで歩き撮りに使えるという点です。
脚を畳むとグリップ形状に変わります。
手にはフィットしませんが、握りやすい太さになるので持ちやすいです。
歩き撮り(動画撮影)ではどうしても上下に画面が動いて撮影してしまうことが多いです。
ミニ三脚を介することで手首や腕がスタビライザー代わりになって振動や揺れがかなり抑えられます。
これを普段通り直接右手でカメラを持つと、歩く動きに合わせて画面が上下に動いてしまいます。
何気にいろんな使い道ができたりします。
あと事前にきちんと三脚に対して垂直になるようカメラを合わせておきましょう。
まとめ
出先で固定カメラとして台の上に据える時、また、自宅でYouTubeなどの自撮り撮影する場合など手軽に使えるので意外と使用頻度が多いです。
こういうのを一つ持っていると何かと便利かもしれません。
いいとこばかりで個人的に微妙なレビューですが、この手の安い三脚で悪い点がないのは逆にびっくりでした。
感じた印象をまとめますと、省機能だが軽量コンパクトで高強度な小型三脚だという感想でした。
タイトルには『ユーチューブ自撮り』としましたがそれ以外も結構使いまわせそうです。
小さい三脚を探している方の参考になれば幸いです。
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