【トライジムカーナ2016】第3戦レポート!優勝者は?関東SBチャンピオンも参戦、総数84台の大会!
こんにちわしまです。
ジムカーナ大会のレポートを書くことになりましたので、僕の主観ではありますが来られなかった方も読んで楽しんでいただけたらと思います。
僕が参加したのは“トライジムカーナ(TRY GYMKHANA)”です。
関連:トライジムカーナHP
2016年の最終戦となる第3戦は転倒者続出、天災、マシントラブルなどなど波乱の展開になりました!
トライジムカーナ第3戦、出走前準備
2016年11月6日に岡山県のシティライトボールパークで開催されたトライジムカーナ。
参加台数(人数)は84台で、地方大会でこれだけ集まるのもなかなかすごい事。
ここの会場は傾斜がきつい特殊な会場で、走っていると膨らんだり切り込んだりと独特なフィーリングで難しいのです。
路面も結構サラサラで、雨の日じゃなくても結構転倒者が多い感じです。
ケータリング号(移動カフェ)も出店されていて、第3戦はお祭り感がすごい!かなりの盛り上がりっぷりです。
コース図配布
早速受付を済ませ、コース図をもらいに行きます。
慣れた人はニコニコ、でも初参加の方は緊張が増していきます。
今回のコースは細かいセクションはほとんど無く、全体的にオーバルが多い感じ。
切り返しや回転も多いので、ハイパワーな大型車ばかり有利というわけでもなさそう。
“トライジムカーナ第2戦”ではミスコースが多発して、つなさん自身落ち込んでいたのもあってか、今回は結構初心者にもわかりやすいコース設定です。
関連ページ:【トライジムカーナ】HSTでの第2戦|mysimasima
毎回オリジナルセクションみたいなものがあり、今回も最後のフリーの部分が勝負の分かれ目になりそうです。
コースウォーク
コース的にはそこまで複雑ではないものの、回転の方向を間違えたりスラロームの入り方を間違えたりと、前回・・・とまでは行かないまでも意外とコースミスが多かった印象。
特に頭を悩ませたのは黄色パイロンが並ぶフリーセクション。
後ろのスペースが狭く、あまり大回りができないのに加えて、隣には前輪引っ掛け型のフリーセクションもあって結構難しい。
フリーセクションの鬼ペナルティ
黄色い3本のパイロンに触れて動いた場合、その後の切り返し等が有利になってしまうため、つなさんが急きょルール変更。
「特別にここだけパイロンタッチは5秒加算にします!」これは怖い・・・
皆さんいろいろと回り方で悩まれていた時に、おかぢむさん(渡邊さん)が一括、「要はパイロンに当たらなけりゃいいんよ、それだけ!」
納得の一言でした。
優勝カップの返還と関東からの刺客
第1回大会優勝者の吉中選手から優勝カップが返納されました。今回これを誰が手にするのかとても楽しみであります。
同時に、関東からの刺客(という言い方は失礼ですが)で関東SBチャンピオンの大越研二選手がはるばる駆けつけてくださいました!
各クラスごとでの出走
さてそんなこんなでルール説明と開会式が終わり、いよいよクラスごとに出走が始まりました。
Cクラス→N→D→B→A→S
の順で出走になります。
Cクラス
いきなりNクラス(初参加含む)からの出走は緊張するため、まずは慣れているCクラスからの出走です。
ここでも主催者側の“初心者の味方”という優しさがうかがえます。
さすがにCクラスの走りはすごい。
バンクをカッコよく決めていて大会の出だしは上々!
Nクラス
その間に次のNクラスの出走準備。
ホーネット250やTT250Rなど、いろんなバイクが来ていました。
Nクラスは大会自体初参加で初心者という方から、バイクに慣れている方まで様々。
次の目標の『Dクラス』への昇格をかけて皆さん頑張っています。
レディース、ジュニアクラス
今回初参加の大江選手は、この日の大会に向けて春から練習を始めていたとか。ボルティーとかオシャレ!
トライジムカーナは老若男女、初心者ベテラン、車種排気量問わず楽しまれてます。
小学生の長友兄弟。ミスコースでタイムが残りませんでしたが、走りは大人顔負け。
MC:「見てくださいあのバンク角と回転、すんごいですよ!」
高校生になった時にはもう・・・
濱下選手と本川選手は大会を何度も出られているので、走りもめっちゃカッコイイ!
Dクラス
のんきに取材をしていると、すでに僕の出るDクラスの皆さんが出走準備で待っていました。
早く行かないとヤバい・・・
DクラスはNクラスからの昇格なので、当然皆さんバイクの扱いに関してはかなりうまい。
ゼッケン12番の宮島選手、初心者の方々の参考になる走りはできましたでしょうか?
※Dクラスは撮影ができていなくて申し訳ありません・・・
Bクラス
続きましてBクラスの出走。
バンク角が深いと写真を撮った時にカッコよく写りますね!
みなさんパイロンに絶妙なラインなので、マーシャル(審査員)も目を凝らさないといけなくなってきます。
転倒が多くなる
このクラスから割と転倒率が高なっていました。
写真は藤澤選手(初参加)と地下選手。
載せてもいいよ!と皆さま快く許可をくださいました。ありがとうございます!
攻めた走り、タイヤのグリップぎりぎりを使う走りをすれば当然。
恐くてセーブしてしまい、ここまで限界を引き出せないものです。
この後、600ccの大型バイクを自力で引き上げた光景に一同「おぉ~!」と歓声が上がっていました。
貴重な写真ありがとうございます。
Aクラス
さて、波乱のBクラスが終わり、続いてはAクラス。
皆さん攻めているのに綺麗で、かつ繊細。
ここで一気にタイムを縮めてきました。
ゼッケン9番の吉中選手はペナルティもない走り。
206年TRY第1回大会の優勝者でもあります。
僕も早くAクラスに入れるように頑張らねば。。。
つがたく号のトラブル
毎度トップ争いに食い込む津賀選手のグロムがなんと走行中にプラグが抜けるというアクシデントが発生。。。
みんな期待していただけにとても残念でした。
そのあとは応急処置で完走はできたものの、こんなことがあるんだと驚いてしまいました。
Sクラス
さて、一気にギャラリーが注目するのがこのSクラス。(年間ポイント上位5名)
今回は関東からお越しの大越研二選手も走ることから、取材陣も熱が入ります。
僕のタイムよりも軽く10秒近く速いタイムをたたき出してます。
パッと見るだけで、加速も旋回速度も違いすぎます。
これで全クラス、全員の計測が終わりました。
後は総合トップの結果発表と閉幕式を残すのみとなりました。
関連リンク:トライ3戦リザルト|TRYGYMKHANA
閉幕式、表彰台
暗くなってきたので早々に表彰式を始めます。
このレポートも無駄に長くなってきたのでサクッと行きましょうw
NJ NLクラス
- 1:本川瞳 選手
- 2:濱下有希 選手
- 3:大江利子 選手
Nクラス
- 1:大高宏真 選手(D昇格)
- 2:槌田雄飛 選手(D昇格)
- 3:伊勢谷耕司 選手(D昇格)
Dクラス
- 1:山本聡 選手(B昇格)
- 2:松下良 選手(C昇格)
- 3:藤原尚幸 選手(C昇格)
Cクラス
- 1:新久保拓海 選手(B昇格)
- 2:山田朋紀 選手(B昇格)
- 3:樋口潔 選手(B昇格)
Bクラス
- 1:藤澤秀吉 選手(A昇格)
- 2:小谷隆雄 選手
- 3:瀬戸口純一 選手
Aクラス
- 1:吉中寿雄 選手
- 2:後藤守啓 選手
- 3:大野公平 選手
SB(シードビッグバイク)クラス
- 1:大越研二 選手(GSX-R750)
- 2:古藤雅啓 選手(GSX-R750)
- 3:地下和宏 選手(VTR1000F)
総合順位
- 1:熊野孝則 選手(100.0%)
- 2:大越研二 選手(100.150%)
- 3:吉中寿雄 選手(100.185%)
すごい僅差の戦いになりました。
総合優勝は熊野孝則選手
総合優勝はNSR250Rを駆る、ご存知“てけさん”こと熊野孝則選手!
意外や意外。なんと初優勝らしいです。
ウイニングランで周りから「こけろこけろ」のヤジにも屈せず、見事(?)転倒もなくかっこいい走りを見せてくれました。
【Try Gymkhana 優勝 てけてけ 選手|YouTube】
優勝者てけさんこと熊野選手の走行動画です。
ユーチューブより。
本人曰く、「こんなこと、ジムカーナやってて初めて!」とおっしゃっていました。
初優勝を見事勝ち取った“てけ”さん、本当におめでとうございます!
最後に、大会をまとめてくださっている大見夫妻、2016年のトライジムカーナの企画運営お疲れ様でした!
一同感謝しております。
というわけで、長々書きましたが第3戦のレポートでした!
※訂正依頼などがありましたら、私しま宛にメッセージで報告のほどよろしくお願いします。
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Comment
大会レポート、楽しく拝読させていただきました。選手として、参加されながら、これだけのお写真を撮るのは、大変だったことと思います。ジムカーナを始めて、本当に良かったと思います。
コメントありがとうございます。
大会初参加、お疲れ様でした。見事完走されてみなさん感激していましたよ!ちょっとずつ成長するのがまた楽しい競技ですよね^^
僕は写真を撮るのが好きなので、自分の番を忘れて思わずいっぱい撮っていました(笑)
これからもよろしくお願いします!