僕がAPS-Cを売ってまでOM-D E-M5 Mark3を選んだメリットデメリット(D5300からマイクロフォーサーズへ)
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こんにちわ、しまです。
カメラも趣味な僕で、以前ニコンの一眼レフD5300を買って撮影にハマっていました。
かなり画質も良くて使っていた18-140㎜のレンズとの相性も良く、ずっと使っていました。
ですがそのD5300を手放した理由と次に買ったオリンパスOM-D E-M5 Mark3との比較でメリットとデメリットを紹介します。
APS-Cカメラからマイクロフォーサーズに換えた理由
手放した理由を結論から言うと、『一眼レフを使わなくなったから』です。
僕はバイクで出かけることが多く、旅先での写真やブログ写真が主な使用用途でした。
やっぱりD5300は入門機とはいえかなりの高画質で、ぱっと見比べて高級カメラとの違いを見つけることは難しいぐらい。
じゃぁなぜAPS-Cを手放したのか。
手放した理由①大きくてかさばるから
一番の理由がこれです。
D5300は一眼レフの中では軽い部類に入ります。
しかし大きさはやっぱり一眼レフ、大きいです。
しかも装着レンズもズームレンズになってくるとかなりかさばります。そして1kg近くになります。
これを長時間撮影したり、持ち運んだりする時にかなり疲労がたまりました。
やっぱりレンズの大きさ重さが一番ネックになりますね。
手放した理由②動画機能がしょぼい
背景ぼけを生かした動画を撮れるのが一眼レフ撮影の特徴です。
しかしこと動画撮影になるとかなり苦手な部類です。
特に手振れ補正、AF性能、ズーム性能はひどいものがありました。
ズームリングを回すとカクカクするし、マニュアルフォーカスもピントの山が分かりにくいです。
しかもコントラストAFの追従性もかなり悪くて、ジージージーとあっち行きこっち行きします。
動画撮影は正直、撮らない方がいいです。
これはレンズの使用によるところが多いですが。。。手振れ補正はやっぱり残念です。
YouTubeの室内定点撮影だけならいいのでしょうが、用途が限られます。
手放した理由③電池消費量がかなり悪い
先ほどの動画撮影の部分と関係しますが、一眼レフで動画撮影すると鬼のような速度で電池が減っていきます。
常にAF作動させたり撮り続けるからなんでしょう。
写真だけをパシャパシャとるにはいいのですが、やっぱり動画撮影を考えると、一昔前の機種じゃ追いつけない部分がありました。
次に買ったマイクロフォーサーズのメリット
じゃぁ軽くて手振れ補正が効くAPS-C機種を探せばよかったのでは?
例えば富士フィルムX-T20やソニーα6600などのコンパクトといった高画質&小型を両立したカメラも当然あります。
それも踏まえて次に買ったマイクロフォーサーズ、OM-D E-M5 Mark3の比較で紹介します。
レンズが安い
とりあえず安いは正義です。
これからいろいろお金もかかってくるので出費は抑えていきたいところ。
APS-Cやフルサイズのレンズでは廉価版でも一本5万〜数十万、高級レンズだと100万を超えますね。
それがマイクロフォーサーズだと10万円も出せばプロレンズが買えます。
海外製品で良ければ1万円でおつりがくるものも多いです。
(楽天)マイクロフォーサーズレンズ 商品一覧
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レンズが安いってことはいろいろ画角や仕上がりを幅広く楽しめるって言う事ですよね。
コンパクトなものが多い
センサーサイズが大きいとそれだけ厚みや横幅などが大きくなるのは仕方ないです。
マイクロフォーサーズカメラだと小さくてコンパクトなものが多いです。
ハイエンドモデルだと一眼レフと同じように重たくて大きいですが、、、。
レンズも限りなくコンパクトにできます。
コンパクトという事は持ち運びしやすく、撮影頻度が多くなるという事ですね。
ブログ用、旅用、バイクツーリングの記録用、などなど。
これが一番のメリットでしたね。
サッと持ち出して、サッと撮影できる強みは大きいカメラでは無理です。
マイクロフォーサーズも画質はいいんです
嘘だと思うでしょ?
では見比べてもらいましょうか。
この7枚の写真の中でD5300(APS-C)で撮ったもの、E-M5Mark3で撮ったものが含まれています。
ブログで公開するレベルで、ぱっと見どれがどれかわかる人は殆どいないでしょう。
3枚目、5枚目、6枚目がD5300です。
実はあとの4枚はオリンパスのマイクロフォーサーズカメラで撮ったものなのです。
センサーサイズが小さいカメラでもそれなりにきれいに撮れるでしょ?
使用レンズ
- パーギア25㎜ F1.8
- VOLNA-9 50㎜ F2.8
- OLYMPUS 14-150㎜ F4-5.6
実はプロレンズどころか5千円の中華レンズでも撮ってました。
これはオールドレンズBOLNA-9で撮ったものです。
カリッとした改造感や諧調の幅はさすがにセンサーサイズが大きい方が有利ですが、それが無理なら淡く優しい仕上がりを狙ってもいいのではないでしょうか。
ミラーレスカメラは動画撮影もできる
これは一眼レフがどうとかマイクロフォーサーズが良いというのではなく、E-M5Mark3の良かった点という感じです。
4K30fps動画可能、瞳AFが可能、外部マイク端子が付いている、5軸手振れ補正が超強力、バリアングル液晶などなど。
これがD5300にはないので、昔は静止画一択でした。
E-M10Mark3でも外部マイク端子やバリアングル液晶などが無かったので、自撮りが無理でした。
フルサイズ一眼カメラではそういうのは当たり前ですが、初心者向けカメラでこれだけ機能が整っていたらもう何も言うことないです。
しいて言えば4Kで60fps動画が撮りたいのと、もっと背景ぼけが欲しいなど欲は多いですが。
まとめ
いかがでしたか?
「画質がいいからAPS-Cしか勝たん」って前まで思っていたのですが、マイクロフォーサーズカメラと出会ってから考えが変わりました。
ちゃんと構図やテーマを考えて撮ったら意外と見れるし、逆に言うと伝えたいものが分からなければセンサーサイズが大きかろうが、スナップにもならないです。
そして使ったレンズは激安商品で、逆光の淡いゴーストなどを生かしてカリカリ写真に見飽きた人が好んでいると聞きました。
でもやっぱりセンサーサイズが大きいカメラの会長の幅には敵いませんね。
行ってみれば12色セット色鉛筆でイラストを描くか64色セット色鉛筆で描くか。
でも、それに水彩絵の具をちょっと味付けで足すだけで、64色セット色鉛筆で描くものより見栄えする絵作りができます。
そこがまたマイクロフォーサーズカメラの解像感全面は捨てて、味で勝負といった面白いところだとも言えますね。
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