小型マイク”AT9902”で動画撮影!バイクでの走行風対策にオススメの撮影方法【CBR125R車載動画あり】
公開日:
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最終更新日:2015/02/03
お出かけ(車ドライブ、バイクツーリング), バイク, 商品購入系 レビュー&インプレ, 比較・検証系(雑学系)
こんにちわ、しまです。
YouTubeにCBR125Rというバイクでの走行動画をアップしている者です。
エンジン音などを撮りたいのに走行風で台無しになるケースが多くちょっと頭を悩ませています。
そこで外付けマイクで直接風を当てないように録音しようと考えてみたわけです。
今回はオーディオテクニカのAT9902というステレオマイクの紹介とレビューです。
走行動画、防風対策とマイク
以前の走行動画ではそのまま内臓マイクで撮っていました。
前面にマイクが付いているのでモロに風を受けてしまう。
ボーボーといった音はBGMでごまかしたりすればいいだけの話。
ですが、やっぱり走行動画は車体のエンジンサウンドやマフラーサウンドを聞きたいものですよね。
雑音が入りまくった動画を見ていただきましょう。
参考動画(失敗作その1)がこちら
いかがでしょうか?
走り出してすぐに音割れ、ボーボーといった走行風がエンジンサウンドなどをかき消してしまっています。
これじゃぁ台無しですよ!
PCマイクの使用
そこでPC用のマイクを仮で取り付けしてはどうだろうか?
Skypeにも対応している600円くらいで買った超安いモノラルマイク。
直接風を受けない後方に配置して走行してみようという事で撮ってみました。
参考動画(失敗作その2)がこちら
良い!直接の走行風を受けないだけでここまで違うとは!
しかし振動などでブチブチ音割れしてしまい何とも安いマイクの代償が出てしまっています。
こういう走行動画はモノラルで十分なのでしょうけどやっぱり音割れはNG…
参考記事
車載動画撮影時の風切音対策!ノイズ低減に外付けマイクはどうなのか?|mysimasima
オーディオテクニカ AT9902という外付けマイク
そこで今回目を付けたのがオーディオテクニカさんから発売しているAT9902というビジネス用のピンマイク。
ピンマイクというだけあって非常にコンパクトな形状になっています。
そう、このコンパクトさが大事なのです。
防風対策としてマイクを別位置に設置して撮る計画なのですが、その時にマイク自体が大きいと邪魔になる。
出来るだけ小さいマイクを探していました。
スペック
型式……………ステレオ・バックエレクトレットコンデンサー型
指向特性………単一指向性×2
周波数特性……80~15,000Hz
感度……………-41dB
電源……………プラグインパワー方式
発売日…………2008年7月11日
→(楽天)AT9902 商品一覧
ピンマイクのクリップが何かに使えそう
こちらは裏側。これでウェアの中にピンで留めれば“直接の走行風”は防げそう!
そうか、バイクに固定するのではなくライダーに固定してもいいのだね。
裏からも音を拾う仕組みになっているのでしょうか?切込みが入っています。
これで全方位からまんべんなく音を拾ってくれれば音量に誤差が出にくくなるのでしょうかね。
安い価格が購入の決め手
このAT9902は、ネットで評判が良いと話題なのですが、その他にはどういうマイクがあるのか。
ちょっくら電気屋さんに行ってみました。面白そうなマイクが売っているではありませんか!
同メーカーの2008年3月(半年前)に発売したAT9901の方は小型で防風スポンジもセットでついてくるというマイク。
こちらはAT9902より数千円高いですがスペックは同じくらいかな。(どっちもどっち)
しかしこの超超コンパクトボディとスポンジがついているという事で迷っていました。
僕はやはり値段が安い方に飛んで行ってしまったわけなのですが、今回は失敗じゃないかもしれません。
走行動画は外付けマイクに限る!
ハンディカムには外部入力端子が付いており、マイクやヘッドフォンが外付けできるようになっています。
こちらに外付けマイクAT9902を取り付け、ショルダーバッグの中に収めていざ撮影開始!
意外と聞こえやすい面白い動画になりました!
参考動画がこちら
ショルダーバッグに入れたことによって直接風が当たりませんが、走行風は軽く拾ってしまいました。
たぶんウェアやバッグなどが風でなびいている音なのでしょう。
カサカサ言っている雑音もどうにかしないといけませんね…
一番上の”マイクを付けずに走った動画”に比べるとまだましなのではないでしょうか?
(BGMがあるので一概には比べられませんが)
AT9902をおすすめする理由
- 安い
- コンパクトなステレオマイク
- 配線が長すぎない1m
- クリップがついている
箇条書きにするとこんな感じ。
安い
とにかく安いというところがデカい!
定価が¥2,000のところが店頭価格で¥1,600になっていました。
販売開始から5年以上たっていることから店頭でも値段が少し下がっているのでしょう。
しかし性能は十分すぎるくらいです。
音楽の撮影やボーカル録音など、音質を最重視するような場面には向きませんがバイクの走行動画くらいならいいかもしれません。
コンパクトボディ
やはり走行動画という事で装着できるマイクは小さい事に越したことはありません。
ポケットに入れてみたりタンクバッグにつけてみたりと、いろいろ取り付け場所を工夫できるのは大きいですよね。
今回はショルダーバッグのポケットに入れて配線も隠すことができて一石二鳥でした。
配線
無線タイプのマイク(Bluetoothでリンクするやつ)も流行っていますが、どうなんでしょう。
受信機とマイクが大きくなり邪魔でなければ試してみるのもいいかもしれません。
『いかに安く済ませるか』という点においてはちょっとジャンル違いかもしれませんが・・
ツーリングの動画撮影ではライダーとカメラの位置がそれほど動くことがないので運転を阻害しないレベルであれば、比較的安い有線タイプでも問題はありませんね。
次回走行動画への改善点/まとめ
さて、今回は走行動画での風切り音対策で外付けマイクAT9902を使って撮ってみたわけなのですが、やはり動画の音声はマイクに依存しますね。
YouTubeにアップするのだったら最低でも雑音はなくしたい。
安物のマイクだと意味の分からないノイズ(音割れ)が発生していましたし内臓マイクだとどうしても走行風を受けてしまいます。
外付けマイクを利用して適正な場所から音を拾うようにする事が、走行動画には必要になってくるのかもしれません。
しかし今回がベストとはいきませんでした。
バッグの中で擦れる音がうるさい
マイクがバッグの中で少しずれたり動いたりするとガサガサと雑音が入ります。
スポンジを使ったり固定したりすれば解決できるのでしょうか。
L/Rの使い分けができていない
ただバッグの中に入れているだけなので、臨場感などが無いだけでなく右にある音が左から聞こえてきたりしてしまうのはちょっと直さなければいけません。
これも固定式にはかないませんね。
→(楽天)オーディオテクニカ AT9902商品一覧
→(Amazon)オーディオテクニカ AT9902 商品一覧
まとめ
上に書いたような改善点がいくつか見えてきました。
なかなかうまくいきませんね…難しいものです。
今回は音声だけの記事でしたが、もっと撮り方も工夫しないと面白い動画にはできませんね。
という事で次回につなげたいと思います。
参考動画
こちらの方で商品レビューをしています。
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