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【CBR125Rブレーキフルード交換】やり方は簡単…エア抜きを忘れるとヤバいので注意。

ブレーキフルード交換 CBR125R
こんにちわ、紫摩(しま)です。
CBR125Rを購入して早、2年半がたちました。

いろいろと消耗部品を交換したりメンテが増えてきましたが、今回はブレーキフルードについて話していこうかと思います。
正直、全くブレーキまわりに触れていなかったので大参事一歩手前のメンテナンスになりました。

※個人的なフルード交換方法です。推奨はしませんので自己責任で。(一応書いておこう)

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CBR125Rブレーキフルード交換手順

制動関係は保安部品なので、本来はプロショップに依頼するのがセオリーですが、自分の愛車を自己責任に置いて整備する分には何ら問題ないのでやってみます。

ハードな走行をするのであれば半年に1回はフルード交換をしたほうがいいんですよ・・・
すみません、かなり放置してました。

ブレーキフルードを抜く前に

ブレーキフルード交換 CBR125R
ブリードバルブに8ミリのメガネレンチを差し込み、その上から8mm程度のチューブを差し込みます。(耐油ホース推奨)

リザーバータンクのカバー、セットプレート、ダイヤフラム(いわゆるパッキン)、それぞれを外します。

  • 8mmメガネレンチ
  • 耐油ホース
  • 受け皿やペットボトル
    またはブレーキブリーダー

リザーバーカバーのネジは古い車種だとかなり固着していて、なめてしまう可能性もあるので注意です

養生はしっかり行う

ブレーキフルード交換 CBR125R
ブレーキフルードはかなりの腐食性がある液体。
塗装面に着くと色が剥げて地金がでたり樹脂部分も痛むので、こぼしそうな場所には予めウエスで周りを覆っておきます。

ブレーキフルード交換 CBR125R
飛び散った場合はパーツクリーナー等ですぐにふき取って、そのままにしない事。
最終的には流水で流しておいてください。
※ブレーキフルードは水に溶けるため、パーツクリーナーより水で流します。

古いブレーキフルードを抜く

ブレーキフルード交換 CBR125R
ブリードバルブを緩めて、後はブレーキレバーやペダルを押し込んでどんどん古いフルードを抜いていきます。
その際ブリーダーキットかペットボトルにチューブをつなげて受けを用意します。

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ブレーキフルード交換 CBR125R
リザーバータンクの中を一気に空にしてしまうとエアが噛んでしまうので、少なくなったら新しいフルードを足してどんどん続けます
画像の量がほぼギリギリライン。
やっぱり完全には汚れは取れませんね。

ブレーキフルードのエア抜き方法

ブレーキフルード交換 CBR125R
フルード交換をすれば必ずエア抜きはしてください。
ここが一番重要なんですよね・・・

レバーを数回握って圧をかけつつ、ブリードバルブを1/4緩めてすぐ締めます。
この時にレバーを放してしまうとエアが入ってくる可能性がありますのでブリードバルブを締めるまでは握ったままです。

後はフルードをアッパーライン(上限線)まで入れて完了です。
ちなみに、指定のフルード以外を入れると結構弊害が出ますのでオススメしません。

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まとめ

ブレーキフルード交換 CBR125R
ブレーキ周りは命に関わる大事な部分なので、本来はバイク屋さんに持って行かなければいけません。
※、、、と記載しておかないといろいろと問題がありますので。

もし自己責任でやるのなら整備マニュアルを活用した方がいいですね。
さすがにブレーキが壊れた経験が無いので、想像はできるもののどれだけ危険なのかが実感できないのが辛い所ではあります。

ブレーキフルード交換頻度

ブレーキフルード交換 CBR125R
新品のブレーキフルードは無色透明です。
ということは、さすがにここまで茶色く濁っているとヤバい奴です。

  • 自動車:2年ごと
  • バイク:1年ごと
  • ジムカーナ等:半年に1回

一般的に言われているのは上記の交換サイクルですが、変なブレーキタッチになる前に交換するくらいの気持ちでやらないといけないということが分かりました。

先輩ライダーの方々に、「ブレーキ周りだけはお金をかけている」とおっしゃってました。
それくらい重要な部分を軽視していた自分に度々反省です。

ブレーキフルードの交換なら僕のようなバイク初心者でも簡単に出来ましたので、これから定期的に交換をしていきたいと思います。

 

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