ホイールベアリングのグリスアップのやり方!おすすめ万能グリスと使い方
今回はホイールベアリングのグリスアップについてです。
経年劣化や仕様の頻度でグリス切れを起こしがちな部分ですので要チェックです。
~simasima目次~
ベアリングのグリスアップの方法
方法は超簡単。

オイルシール、ダストシールはあらかじめ外しておきますので、新品のダストシールの予備を買っておく必要があります。
再利用可能なくらい綺麗ならそのまま使ってもOKですが新品推奨。
【フロントホイール】
品番[91258-410-013] ダストシール 40X50X5
品番[91252-MC7-003] ダストシール 22X42X7
※FIモデルは下側のが2個。
【リアホイール】
品番[91252-428-000] オイルシール 25X40X7
品番[91252-MC4-003] オイルシール 28X47.2X7
VTR250用ですが品番をコピペで調べてみてください。
ベアリングのシールを外す

細いマイナスドライバーなどでベアリングについている”シール”(蓋)を浮かせて取ります。
これは再利用するので極力傷つけないように。
かなり年式が経つと、中に入っているグリスが変色して硬化したり最悪無くなったりで、ベアリングを傷つけてしまいます。
新品のベアリングに換えてもハードな走行を繰り返すと1年くらいでグリスが劣化していました。
古いグリスは溶剤で除去

後はグリスを注油するのですが、劣化したグリスは硬化していることが多いのでそのままでは効果が半減です。
そこでパーツクリーナーやCRC、灯油などを使って古いグリスを溶かしてやります。

※パーツクリーナーでは完全には除去できませんでした。(写真)
ベアリンググリスの使用
グリスと言ってもいろいろ種類がありますが、特に考えずに万能グリスを使って大丈夫そうです。
万能グリスは安くて耐水性があるのでオススメです。

チューブタイプを使っても結局指の腹で塗りこむので、容器に入ったペーストタイプのものでOK。クレのグリースメイトが安かった記憶…
→(Amazon)グリースメイトペースト KURE
→(楽天)万能グリス 商品一覧
ベアリングを回しながらグリスを塗りこむ

ベアリングの隙間までグリスを行き渡らせるために、塗りこんだら時折指でベアリングを回して塗っていきます。
元々カピカピになって硬かった場合はこれでかなりスムーズになったかと思います。
これくらいなら定期的に自分でメンテできる部分なのでやってみてもいいかもしれません。
万能グリスは抵抗が大きい為、若干重く感じますがベアリングの摩耗を考えたら仕方ないかもしれません。
という事で、短いですがホイールベアリングのグリスアップの日記でした。
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